アバンテが聴きたくて!~フロンターレのマッチレビューブログ

Jリーグ 川崎フロンターレのマッチレビューを主に書いていきます。

攻撃が活性化しなかった原因を選手のコメントから検証!  2017Jリーグ 第14節 川崎×横浜FM

いわん太です。

 

完敗でしたね。

 

審判がひどすぎたのを差し引いても、今日は相手のブロック崩しに対して、工夫が足りませんでした。

 

マリノスの戦略としては、結構シンプルだったのになぁ…

 

今回は新たな試みで、監督&選手の試合後のコメントから、「迫力のなかった試合」について解読したいと思います。

 

スタメン

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ムアントン戦からの変更は、谷口→ノボリとなっています。現在考えられるベストな布陣のように思います。サブには、新井、エドゥ、ノボリ、森谷、狩野、ハイネル、大塚。リョータは、復帰とはならず。怪我の状況が気になります。

 

①試合前のコメントから見る川崎の試合の進め方

さあ今回は、新たな試みとして、選手の試合前・試合後のコメントから今回の試合について振り返りたいと思います。HPに載っている範囲で読み取れればなと思います。

 

川崎の試合を振り返るには憲剛のコメントを見るのが手っ取りばやいのは言うまでもありませんが、DF、MF、FWの三選手のコメントを見てみましょう。

 

車屋紳太郎:試合前コメント(抜粋)

横浜FMの攻撃陣はドリブラーが多く、サイドの1対1で仕掛ける選手が多い。個で打開できる選手がいるので、そこはサイドバックが止めないといけない。マルティノスには去年も苦しめられた。日本人にないドリブルのテンポを持っている。ただ1対1は自信を持っているところ。仕掛けてくるところで自分が勝てば、チームは盛り上がるし、自分自身もリズムがつかめてくる。

中村憲剛:試合前コメント(抜粋)

うちとしてはサイドの選手にどれだけ守備をさせるか、下げさせることができるか、あとは相手のカウンターを減らせるか。自分たちがボールを持って押し込んで、取られていた瞬間すぐに回収することができれば、より勝ちに近づく。

小林悠:試合前コメント(抜粋)

チームとしては良い状態にあるので、その勢いを続けること。それはチームとしてのハードワークがあるので、そこをブラさずに横浜FM戦もハードワークすることはやめてはいけない。学(齋藤学)が出てくるかはわからないが、縦に特徴がある相手なので、そこのコミュニケーションが大事。ボールを持ってタッピー(田坂祐介)が高い位置を取れば、相手も下がらざるを得なくなる。押し込んでハーフコートでやる。

 

 

さて3選手から読み取るマリノスのポイントを要約すると、

1.「マリノスの両翼の斎藤学、マルティノスを押し込む」

2.「ハードワークをして、攻守の切り替えを速くする」

ということでした。

まず1点目は、こんな感じです。

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サイドバックが高い位置を取ってポゼッションし、ボールを保持し続けるのが憲剛、悠がコメントしている、サイドを押し込むということです。

理由は簡単、マリノスの両翼が高い位置を取っていれば、1対1の状況を作られてしまうためです。高い位置で1対1は、マリノスのストロングポイント。これをまずは消して、相手を押し込もうよといったところが、川崎の共通認識でした。

もう一つの理由としては、当たり前といえば当たり前なのですが、ポゼッションが得意だからです。自分達の形からまずは入ろうよといったところ。

 

そしてもう一点は、ハードワーク

これは今季の川崎のキャッチフレーズみたいなものですが、具体的なハードワークのポイントは何かというと、セカンドボールの回収つまり攻守の切り替え(トランジションです。ムアントン戦あれほど圧倒できたのは、ボールを奪われた後の攻守の切り替え(ネガティブ・トランジション)が抜群によかったのが大きな要因だったと思います。

 

これを踏まえて試合後のコメントを見てみましょう。

 

②試合後のコメントから見る川崎の問題点

 まずは、コメントから。

中村憲剛:試合後コメント(抜粋)

サイドで高い位置を取った時に、単純にクロスをあげてしまった。もう少し、おっと思うような攻めをしないと。あそこまではボールを運べていた。学(齋藤学)とマルティノスを下げさせるところはできていた。カウンターは何回か食らったが、その回数が少ない中でやられてしまった。そうなると向こうはやることは変わらない。こっちは前がかりにならないといけない。ゲームの構図を変えられなかった。自分たちが先に点をとればゲームを構図を変えられた。相手は真ん中を固めてくるので、外からしっかりと崩せるとよかった。サイドチェンジをして、横を広げて、中を入れる。それをみんながもっと敏感に感じ取ってやれれば。そういう工夫が足りなかった。

小林悠:試合後コメント(抜粋)

全体的に重い感じだった。良くない時のうちというか、前線と後ろの間が空いてしまっていた。ボランチが1枚下がっているので、サイドの2人かアキくん(家長昭博)が段差をつけて間に入らないと前と後ろで分かれてしまっていて、攻撃の迫力をなかなか出せなかった。縦にボールが入る回数も少なくて、受けることはできても取られたら一気に取り残されるというか、カウンターを受けたときに後ろがナラちゃん(奈良竜樹)とショウゴ(谷口彰悟)しかいない状況だった。でも縦に入れないと相手は怖くないし、うちのサッカーにはならない。途中からサイドから攻めていこうかという話も出ていたが、自分としてはもう少し真ん中からいかないと相手にとって怖さがないと思う。真ん中に集めておいてサイドならいいと思うが、真ん中から崩す努力をもう少ししなければいけなかった。最初からクロスだと相手は高さがあるので難しい。あとは全体的にパスを出して止まっていることが多かった。うまくドリブルを使うとか、もっと動きながらプレーしないと。うちのリズムが出なかった印象。ここまでハードな連戦をやってきて、この試合も勝って締めくくりたかったが、なかなか気持ちのいい終わり方ができなかった。すごく悔しいし、帰ってまた試合の映像を観てまた落ち込むと思う。でもオニさん(鬼木監督)も話していたが、しっかり連戦を戦ってきた経験はチームの力になっていると思うし、今日の負けは悔しいが一度しっかり休んで、また前を向いていい顔で戻ってこられるようにしたい。

車屋紳太郎:試合後コメント(抜粋)

ボールは前半から持てていたが、怖いプレーがなかった。ただボールを回しているだけだった。GKとDFの間に味方が入ってくるという感じでもなかった。タツヤ(長谷川竜也)一人のときもあった。もう少し、お互いが意思を合わせてどういうボールが必要なのか。センターバックが強い選手がいるので、オフサイドだったが、ノボリくん(登里享平)がアシストしたような、低くて速いボールをもっと入れていかないといけない。サイドでスピードアップができなかった。ノボリくんのようなアクセントが効いていたし、そういうプレーを増やさないといけない。

鬼木監督:試合後コメント(抜粋)

他の何試合かを見ていても、3枚の相手とやると苦しんでいるという事は分かっていました。ただ、我々も自分達の形を推し進めたいというところもあって、今回の布陣で行きました。試合を進めている間に、両サイドの高い位置をとってスピードある選手で仕掛けた方が有効かなとは思ったのですが、ハイネルのところも少し中に入ってきてしまっていて、伝えてはいたのですがそこらへんが上手く機能させられなかったのが、自分の責任だと思っています。

 

このコメントから見るポイントは、

1.前線と後ろの分断

2.鬼木さんの3バックの意図

3.中央突破とサイドアタックの関係性

かと思います。

 

 1.前線と後ろの分断

まずは、悠の話す前線と後ろの分断というのはどういうことか。それは先ほどの図をみれば一目瞭然です。

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こんな感じで、後ろ(縦パス)と前線(受ける側)に分断してしまっているといったことをいっているのだと考えます。

具体的に何が問題かと言うと、トップ下の家長のポジショニングの曖昧さです。

この試合家長は、結構バイタルまで入っていくことが多く、適切なポジションを取ることができていませんでした。実際は、この図のように三角形すら作れていない時間も多々ありました。

この状態だとどのようなことが起きるのかというと、ネットやCBが無理矢理バイタルに入れて、待ってましたといわんばかりにボールを奪われるパターンです。この試合もいくつもありましたが、試合前のポイントに挙げていた攻守の切り替えの意識が高かったため、カウンターを受けることはある程度防げていたのかなと思います。

 

それでは、どういうすればいつもの川崎らいしポゼッションが復活するのか。

それは磐田戦で見せた、ネットを底辺とした逆三角形を作ることだと考えます。

ご参考に。

avante-iwanta.hatenablog.com

 

逆三角形を作るメリットは、中盤で斜めのパスが出しやすくスピードが上がることと、前線との距離が近くなりコンビネーションが生まれやすくなることです。

 

憲剛とネットが、横の関係だったことも前線と後ろが分断してしまった要因なのかなと考えます。ただし、このトップ下の絶妙なポジショニングは、憲剛しかできない気もするので、どうしたものか…やはりリョータの帰りを待つしかないのか、家長がこの動きを身に着けるのか。はたまた、狩野がボランチを務めるのか…注目です。

 

2.鬼木さんの3バックの意図

この状態が続くと、3バックにシステムチェンジしてサイドアタックでリズムを作りたくなるのはよくわかります。中央はがっちり固められ、縦パスを入れても跳ね返させる。そうすると中央圧縮の4-4-2の脇のスペースに活路を見出すのは、仕方ないのかもしれません。

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ただし、鬼木さんのコメントにもあるように、ハイネルが中央に入りボールを受けたがる傾向あるため、家長、阿部が右サイドにポジションチェンジしていまっていて意図通りの攻撃とはなりませんでした。ノボリ側は多少サイド攻略の糸口が見えましたが、右サイドが機能したのは、オフサイドの判定になってしまった場面くらいでした。

 

3.中央突破とサイドアタックの関係性

とは言っても悠の言う通り、中央突破を仕掛けていなければ川崎のサッカーに怖さがなくなるのは、今季の序盤で証明済み。恐らく、中盤の逆三角形を作り出せていれば問題なかったのですが、そうでない状況ではどうすればよかったのか。

それは、サイドチェンジをして揺さぶることアイソレーションしているサイドバックウイングバックの有効活用し、ディフェンスラインを広げることです。

 

特にサイドアタッカーに1on1の状態を作りだせなかったのが敗因なのかなと思います。いつもなら、意図的にサイドチェンジを織り交ぜる憲剛でしたが、この試合サイドチェンジが皆無だった理由はなんだったのか…いずれにしてもチームとしての意識の統一がなかったようにも思えますし、今後の課題なのかなと考えます。

 

③まとめ

今回は、選手のコメントから読み解いて解説してみましたが、試合前意識していたことはある程度できたが、中盤の逆三角形を作り出せなかったのが敗因なのかなと思いました。特に家長の動きは、まだまだフィットしているとはいえず、改善の余地が多々あります。ここに関しては、川崎のサッカーそのものと言える部分かと思います。

そして今のメンバーで、サイドアタックをベースとする攻撃をするなら、しっかりアイソレーションを意識した攻撃をチーム全員で共有する。これが、今後の課題になるのかと思います。

 

これから代表期間で、休息できますので、しっかりリフレッシュして、次節広島戦に臨んでほしいと思います!!

採点

1.ソンリョン  5.5 

2.奈良 5.0

5.谷口 5.5

6.田坂 5.5  (▼54’) 

7.車屋  6.0

21.ネット 5.5

14.憲剛 5.5

41.家長  4.5

家長は自分の良さを出すことに集中した方がいいと思う。持ち前のキープ力、高精度キックが生きるのはやはり最前線かと。ただし、阿部ちゃんの例もあるので、今後に期待。

16.長谷川 5.0(▼54’)

11.小林  5.5

8.阿部 5.5(▼81’)

 

 

2.ノボリ 6.0(△54’)

22.ハイネル 4.5(△54)

おしいシュートがあったものの、戦術理解度が低いのがネック。やっぱ適正は1トップのようなきがするんだけどなあ

25.狩野  採点なし(△81’)

 

鬼木監督 5.0

3バックに移行するなら、狩野を入れて憲剛を上げるのが先だった気がします。まあ、家長を使いたかったのはわかるけど…久々に交代のタイミングの見誤ったのかなと思います。結果論ですけどね、こればっかりは。

 

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5月全勝から見る現在のフロンターレ

いわん太です。
 
やりました!
トータルスコア7-2と力の差を見せつけ、ACLベスト8を決めました!
 
浦和も勝って、ACLは日中のみとなりました。
果たして次はどこと対戦するのか…楽しみですね!!
 
今回は、試合の振り返りというより5月の好調ぶり検証をしていきたいと思います。
 
まずは、5月の戦績から。
 
5/5   新潟   :3-0 ハイネル、悠、阿部
5/9   イースタン:4-0 ハイネル、谷口、長谷川、奈良
5/14 磐田   :2-0 阿部、長谷川
5/19 鹿島   :3-0 阿部、長谷川、ノボリ
5/23 ムアントン:3-1 中村、悠、阿部
5/30 ムアントン:4-1 悠、長谷川、ネット、ハイネル
 
まさに安定の強さ!
 
この要因は何か。いわん太は、3点あげられると思います。
 

1.怪我人の復帰

なんといっても怪我人が復帰していることが一番!!
特にエドゥの復帰はデカかったですね。ギリギリだったCB問題が解決しました。
中盤もリョータが復帰してからは、憲剛、ネット、リョータのトライアングルが機能し続けています。
攻撃陣の家長も徐々にフィットしてきています。
怪我人が続出したことで出場機会を得ていた選手+怪我から復帰の選手達のハイレベルなポジション争いこそ、好調の要因といえるのではないでしょうか。
 

2.ポジションチェンジで相手に混乱させる攻撃陣

攻撃陣が機能している要因は、阿部ちゃんが完全フィットしたことなのは数字を見ても明らかです。

 

正直ここまでゴールを奪える選手だとは思っていませんでした。ごめんね阿部ちゃん(笑)

 

フィットしたポイントは、選手間の連携の向上なのですが、何が向上したのかというと悠と阿部ちゃんの距離感と、逆サイドのギャップがうまいこと使えていることかと考えます。

悠と阿部ちゃんが中央より右付近に陣取り憲剛やリョータと連携し右サイドを攻略。

右サイドに集中しているため、逆サイドの長谷川のところでギャップが生まれ、そこに走り込みズドン。

言い換えると右サイドに集中させておいて、左でズドン。

右サイドの悠からのアシストで点を取るパターンは、もはや川崎の鉄板パターンになりつつあります。この関係性を軸に、いろいろなパターンでゴールを奪っているわけではありますがポイントは、悠と阿部ちゃんを相手のCBが捕まえきれていないこと。

 

悠の動きの特徴は、いかに相手CBに捕まらないかを駆け引きし、裏に抜け出すことを目指しています。ただ、これを一人でやっていても、相手CBが食いついてくればつぶさせてしまいます。開幕当初はまさにこの状態でした。

今は、悠が相手CBを引き付けたところに阿部ちゃんが抜けたり、逆に阿部ちゃん引き付けたところを悠が抜け出す。しかも頻繁にポジションチェンジをしながらこれを繰り返すので、捕まえきれない。

つまり、悠と阿部ちゃんの関係向上こそが攻撃陣が機能している要因なのだと思います。

 

3.ハイプレス、ハイボールを使ってこない対戦相手

 
川崎の攻撃が機能不全に陥るパターンは、2パターンあります。
ハイプレスによりビルドアップができず攻撃ができないパターンと、ロングボールでフィジカル勝負に持ちこまて押し込まれるパターン。
 
5月に関しては、プレスのラインが割と低い相手が多かったといえるでしょう。
これでは川崎にポゼッションしてくれといっているようなものです。
 
気候的な問題で、これから、積極的にプレッシングをしてくるチームはあまりないでしょう。
問題は、ロングボール作戦を使ってくるチーム。
 
対戦している中だと、鳥栖、札幌、C大阪、広州などがあげられます。韓国のチームをそういう傾向が強いので、ACLで全滅してくれたのはありがたいことだと個人的には思っています。
 
ただ、この問題もエドゥが復活しているので問題ないのかなと思っています。
エドゥが入ってから無失点が続いているのは偶然ではありません。CBにおける単純な高さ(186cm)は、エドゥにしかない武器なのです。
 
 
 
 
 
今回はだらだらと書いてしまいましたが、次のマリノス戦は確りマッチレビューしたいと思います。
 
 

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リベンジ達成!!鹿島攻略法を見事に体現した鬼木フロンターレ 2017Jリーグ 第12節 鹿島×川崎

いわん太です!!

 

やりました!

 

見事に昨年のリベンジをしたフロンターレ!!やっぱり昨年のことを考えるとうれしすぎる勝利ですね。

 

この勝利は、選手はもちろん、我々サポーターにとって大きな勝利でした!

 

リョータの怪我だけが心配です。軽症であることを祈ります。

 

それでは振り返ります。

スタメン

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前節からの変更点は、ハイネル→長谷川。長谷川の活躍ぶりを考えると当然のスタメンです。サブには、新井、奈良、ノボリ、タッピー、家長、ハイネル、森本という充実ぶり。ここに加え、ベンチ外の森谷、大塚、狩野、U20代表で離脱中のミヨッシ、板倉とチーム内の競争が熾烈ということがよく分かります。エウソン、舞行龍が復帰したら2チーム作れまっせ(笑)

 

一方、鹿島は前節、レオシルバと遠藤が離脱。その前には、植田が離脱しており、主力の怪我人が続出な状況。

しかし川崎も怪我人11人という絶望的な状況を乗り越えてこの位置にいる訳で、情けは無用であります(笑)金崎、土居を温存しているあたりがACLの意識したターンオーバーなのでしょうけど、川崎をなめすぎなんじゃないですか、石井さん!!

 

ポイント

①鹿島のチームコンセプトとストロングポイントについて

②川崎の守備が安定していた理由

③鹿島の攻略法とは

 

①鹿島のチームコンセプトとストロングポイントについて

もはや何度も目の当たりにしているので鹿島のチームコンセプトは説明不要かもしれませんが、一応書いておくと、球際の守備セットプレー

この2点につきると思います。

 

しっかりと守備をしてカウンターを狙いつつ、セットプレーでしたたかに点を取る。

 

これが皆さん思う鹿島のイメージであり、昨年はこのストロングポイントを全面に出し、あのレアルマドリードと互角に渡り合いました。

 

その特徴をもう少し具体的に紐解くと守備ブロックが最大の強みであると考えます。

全員がハードワークするのですが、強力なのが1列目のプレッシングです。一列目からのプレッシングによりパスコースを限定し、そこから2列目とサイドバックが連動し、ボールを刈り取る。

 

これが鹿島のストロングポイントです。

 

この試合、金崎のいない前半のプレッシングに迫力がなかったのは、誰の目で見ても明らかでした。

後半頭から入れてくるかと思いましたが、3点差がついてようやく投入だったので、鹿島からすると采配ミスとも言えるかもしれません。

 

②川崎の守備が安定していた理由

昨シーズン、川崎が鹿島に苦しめられた最大の要因は、鹿島の2トップ(金崎、鈴木)と川崎の2センター(谷口、エドゥ)との1on1の際、フィジカルでゴリゴリにポストプレーされていたことです。

 

この試合は、金崎はベンチスタートでしたし、金森(この選手にも苦い思い出しかありませんが)は、フィジカルタイプではありません。

なので鈴木にポストプレーをさせなかったこと、つまり1on1で勝利していたことが最大の要因ではないかと考えます。

 

そしてもう一点見逃せないのが、植田がいないためか、そういうコンセプトだったのかロングフィードの数が少なくハイボールでの競り合いがあまりみられませんでした。ハイラインの裏へ放り込む攻撃が少なかったことも安定の要因となりました。

 

まあ前線からしっかりプレッシャーに行っていたからなんですけどね。

 

金森にきれいに抜け出されましたが、川崎の神様ことソンリョン様のスーパーセーブにより、事なきを得ました(笑)

 

③鹿島の攻略法とは

 

鹿島の攻略法は、

「ボールを持ちすぎない」

言い変えると

「ボールをある程度持たせる」

 とも言えます。

 

つまり①でお話しした鹿島の強みを消すには、鹿島がボールを持っていればいいわけです。

そうすれば、当たり前ですがカウンターなんて出来るわけもありません。

 

当然、ボールを持った鹿島のサイドアタックが始まる訳なのですが、②でお話ししたセンターバック(谷口、エドゥ)が安定しているため、ことごとく鹿島の攻撃を跳ね返しました。

 

サイドアタックが多いということは、サイドバックが上がっているということ。特に鹿島の西、山本は積極的に攻撃に参加するので、そのサイドのスペースが空くのはいうまでもありません

 

そのスペースをキレイに突いた1点目のカウンターは、鹿島攻略法を体現したといってもいいでしょう。

 

3点目は出来すぎでしたけど、後半早々に好調だった長谷川に変えてノボリを入れた鬼木さんの采配は、ACLを見据えたことと、西とのマッチアップでスピードでゴリゴリ行って、スタミナ切れにさせることだったと思います。

 

自分達のサッカーにとらわれず、相手の良さ消しながらゲーム進めることを選択したフロンターレは、「昨年から成長した」と確信を持って言える試合でした。

 

 

次は、中3日でACLのムアントン戦!

 

勝利あるのみ!!

 

それでは採点です。

採点

1.ソンリョン  8.0 MOM  

神セーブ連発のソンリョン。凄すぎる。

23.エドゥ 7.0

この人が復帰してクリーンシートが続いているのは、偶然ではないはず。

5.谷口 7.0

17.武岡 6.5

7.車屋  6.5 

10.大島 7.0(▼71’)  

今日は気合い入ってた!だけに怪我の状況が心配。

21.ネット 6.5 

14.憲剛 6.5

16.長谷川 7.0(▼56’) 1G

素晴らしい!完全に自分のポジションを掴んだ感はある。

11.小林  6.5(▼83’) 

8.阿部 7.0 1G

全得点に絡む活躍。阿部ちゃんを中心としたポジションレスサッカーが浸透した。

 

2.ノボリ 7.0(△56’)1G

ムードメーカーが決めるとチームがさらに盛り上がる!いい仕事した!

22.ハイネル 6.0(△71’)

41.家長 採点なし(△83’)

 

鬼木監督 7.0

古巣鹿島のお株を奪う、勝者のサッカーを披露。後半ある程度ボール持たせたのも素晴らしかった。

 

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変幻自在のポジションレスサッカーが今の川崎強み!! 2017Jリーグ 第11節 川崎×磐田

 

いわん太です。

 

失点の少なかった磐田守備陣から2点を奪い勝利した川崎。

阿部ちゃんが完全にフィットしたことを証明するナイスゴールでした。

 

今節はタイムリーで観戦できませんでしたが解説していきたいと思います。

 

スタメン

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前節のイースタン戦からの変更点としては、本職のSB武岡がスタメンとなりました。

心配していた我らがキャプテン・小林悠は出場。軽症だったのは幸いでした。

サブは、新井、奈良、ノボリ、タッピー、森谷、長谷川、森本となり、DF陣は一か月前が嘘のような充実ぶり(笑)

 

ポイント

中村俊輔の走行距離から見るジュビロ安定の守備ブロックの作り方

②1ボランチを作り出す憲剛の動き

③変幻自在のポジションレスサッカーのキーマン阿部ちゃん!

 

 

中村俊輔の走行距離から見るジュビロ安定の守備ブロックの作り方

まずは、名波監督率いるジュビロについて。

なんといっても今季のジュビロの目玉は、日本のThis is No10の中村俊輔

精度の高い左足は説明不要でしょう。

 

その俊輔ですが、このゲーム走行距離が全選手を通してトップ(11.727km)です。

ちなみにスプリント5回。

なんでこんなに走っているのと思うかもしてませんが、与えられた役割を紐解くとその数字が示した意味が浮かび上がってきます。

 

表記上は、3-4-2-1の2の部分いわゆるシャドーのポジション。これはあくまで攻撃時になります。

守備時の俊輔の動きはというと…

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2列目に動き、中盤へと下がります。言い換えると、「スペースを埋めること」「カウンターに備えること」が、ボールを持たないときの俊輔の役割でした。

今年はやりの5-3-2ブロックを作り出す変則的なシステムの肝を俊輔が担っているため、走行距離が増えていたのです。ただラインを作る守備については、スペースを埋めることがメインで実際のボール奪取や体を張った仕事は、川辺、櫻内がカバーしていることがよくわかる数字がスプリント回数です。

 

つまり、守備もこなすというより、高め最終ラインでボールを奪い、そこからボールを受け高精度のパスを供給することが、俊輔を最大限生かすシステムだったかと推測できます。

②1ボランチを作り出す憲剛の動き

一方、川崎のレジェンド中村憲剛の動きを同じ、図で確認してみましょう。

表記上は、4-2-3-1のトップ下が憲剛のポジション。

 

前半、川崎のビルドアップがスムーズになり始めた時の憲剛の動きに注目です。

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4-1-2-3のような形になっています。

ビルドアップがうまくいかない時に、よくやるパターンですが、今までと違ったのは、より幅広く三角形を作っていたことです。

ひとつは、「相手の3センターの脇のポジションを意識してポジショニングしたこと」があげられます。これは、相手を食いつかせ、サイドバックサイドハーフと絡み相手のブロック内に侵入するためです。

もう一つは、「ネットが最終ラインに吸収されていないこと」です。

これは、相手のプレスが思ったより来なかったことが大きかったのですが、形を作ることができれば、斜めの関係を作り出すことができ、相手がとらえにくい状況ができます。この斜めの関係については、ポゼッションをコンセプトとするチームでは欠かせない要素なのです。

簡単に言うと、横パスだと攻撃のベクトルがゴールに向かないのです

かといって縦一直線だと相手もバカじゃないので当然パスコースを消しにきます。斜めをパスを織り交ぜつつ、相手を横ではなく斜めで揺さぶることができれば、おのずとアンカーやセンターバックから縦パスが入ります。

 

この試合ネットが無理やり縦パスを入れ、パスが引っかかるシーンがなかったのは、この斜めの関係が作れていたからでした。

 

この試合はできましたが、これがプレッシングが強烈な鹿島相手にどうなるか大大大注目です。

③変幻自在のポジションレスサッカーのキーマン阿部ちゃん!

この試合の阿部ちゃんのポジショニングは、変幻自在でした。

前半は、主に左サイド、前半終わりごろには右サイド。後半は長谷川が入ってからは1トップとなったり、とにかくいろいろなポジションを取っていました。

 

監督の指示でということもあったかと思いますが、おそらく阿部ちゃんは憲剛と悠の近くにいることを基本として、ある程度自由に動いているのかなと。阿部ちゃんのヒートマップ見てみたいですね(笑)

 

これは、対戦相手からすると、かなり捉えにくいと思います。

「ポジションレスサッカー」

今の川崎の前線に関しては、ポジショニングはあってないようなものです。

その選手の組み合わせによって、各選手の特徴をお互いに生かして、パサーにも、ストライカーにもなれるのが、鬼木サッカーの攻撃の形。少しずつではありますが、点を取る方法がチーム内で見えてきたのではないでしょうか。阿部ちゃんと悠の連携が完全にあってきたので、あと一人がその2人にどう絡んでいくのか。現在は、長谷川が最有力なのは、結果を見ても明らかですが、その都度コンディションがよいスピードアタッカーを使うというのがよいのかなと。

 

そして、川崎の攻撃に厚みを加えるのは、ペナルティエリア外のシュートです。

いわゆるミドルシュートの類ではなく、相手を押し込んでからの、ペナ真正面から相手をブラインドにした状態でのシュートが打てるようになれば、得点が量産されると思います。つまり嘉人が狙っていたゾーンです。

この役割は、今の川崎では、リョータ、ミヨッシに期待したいと思います。

 

さあ次はいよいよ鹿島戦。

 

昨年の悔しさは忘れてませんよ!!

どんな形でもいいから勝利あるのみ!!

 

採点

1.ソンリョン  7.0 1A

23.エドゥ 6.5  

5.谷口 6.5  

17.武岡 6.0

7.車屋  6.5 

10.大島 6.5 

21.ネット 6.5 

14.憲剛 6.5(▼79’) 

22.ハイネル 5.5(▼46’)

11.小林  6.5(▼20’) 1A

8.阿部 7.0 1G

 

16.長谷川 7.0(△46’) 1G

2.奈良 6.0(△77’)

9.森本 5.5(△78’)

 

鬼木監督 6.0  

 

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大量得点で第一関門のグループステージ突破!! ACL 第6節 川崎×イースタンSC

いわん太です!

 

実力の差を見せつけ、無敗でグループステージ突破が確定しました!!

 

ベスト16に駒を進めたことは、怪我人が続出したことを考えると上出来ではないでしょうか。

 

次は、鹿島が勝てば、ムアントン。引き分け以下なら、鹿島とJの試合も含め3連戦。

潰し合いしてもしょうがないので、明日だけは鹿島を応援かな(笑)

 

むろん鹿島が来ても譲る気はさらさらありませんがね!!(`・ω・´)

 

 

今日の試合に関しては実力がありすぎたので、評価が難しいところではありますが、ちょっと違った目線で振り返りたいと思います。

 

スタメン

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憲剛が復帰したため、リョータ、ネット、憲剛の川崎の心臓ともいえるトライアングルがそろい踏み。家長が開幕戦以来の復帰。エドゥは、登録の関係からベンチにも入れず。徐々に選手が揃い始めてきたのは非常に心強い。

 

ポイント

セットプレーの得点増について

今日はこの一点のみで(笑)

あまりにもレベル差があったのと、向こうは中2日ということもあり、一方的な試合となってしまったので、今回はセットプレーに焦点を当てたいと思います。

 

この試合も、セットプレーで2得点。

とにかく勝負強いチームはセットプレーで得点が取れます。

 

今年はACLを含めると、すでに奈良ちゃんが3点、谷口が2点をセットプレーで奪っています。

 

今シーズンに向け鬼木フロンターレは、セットプレーについて真摯に向き合い強化した結果なのだと考えています。

 

セットプレーは、サッカーとは全くの別競技とさえ言われています。

 

セリエAでは、セットプレー専用のコーチがいたりするくらいで、強化次第では15点とるストライカーを補強したのと同じ効果が得られたとか。

 

参考にどうぞ。

www.footballista.jp

 

ちなみにセットプレーについて昨シーズンを比較してみると

2016川崎 36試合:得点11点(68点中)、失点10点(39点中)

2017川崎 10試合:得点4点(14点中)、失点1点(11点中) 

となります。

リーグ戦のみですが、セットプレーについて攻守とも向上しているのが数字上で表れています。ただ、ACL組との対戦がまだなので、あくまで参考程度に。

しかし奈良、谷口に加えエドゥが加わるCBのポジションは、たちまち激戦区となり、ちょっと前まで崩壊寸前だったのでうれしい悩みです。

 

セットプレーについては、いろいろなパターンがあり正直、いわん太も知識不足で語るにはいたりませんのでこれから学んでいきたと思います(笑)

 

ただ、強化しているのは間違いないので、詳細について聞いてみたいものです(笑)。

コーチの影響なのかな…

 

これからは、川崎のセットプレーに注目!!

 

それでは時間もないので採点です。

採点

1.ソンリョン 6.0

2.奈良 6.5  1G

5.谷口 6.5  1G

6.田坂  6.0

7.車屋  6.5 1A

10.大島 6.0 

21.ネット 6.0 

14.憲剛 6.5(▼79’) 2A

22.ハイネル 7.5 1G  1A MOM

スピードがやばい!!視野も広いし、期待しかない。

11.小林  採点なし(▼20’) 軽症であってくれ…

8.阿部 5.5 (▼57’)

 

16.長谷川 6.5(△20’) 1G

41.家長 5.5(△57’)お帰り!これからこれから!!

17.武岡  採点なし(△79’)

 

鬼木監督 6.0  

今日は、何もすることはありませんでしたが、悠を引っ張らなかったのはえらかった。復帰明けの選手を起用できたのも大きかったでしょう。

 

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久々の快勝!川崎に新たな攻撃ユニットの誕生か!? 2017Jリーグ 第10節 川崎×新潟

いわん太です!!

 

久々の快勝!!

 

やっぱり川崎の勝利は何事にも代えがたいものだと改めて感じる今日この頃です。

 

もちろん対戦相手や試合内容を考えると手放しでは喜べないのですが、それでも美しい崩しで3点取り、失点を0で抑え、怪我人が復帰する展開はうれしいかぎりです。

 

それでは、今回は川崎の攻撃のメカニズムについて考察しながら試合を振り返りたいと思います。

スタメン

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ネット、リョータが復帰。そしてエドゥが昨年の天皇杯決勝以来のスタメン復帰となります。

エドゥは、川崎の最終ラインに高さをもたらしてくれる重要な選手。ハイボールを入れられることの多い川崎にとっては、かなりの安心感があります。注目の1トップは、阿部ちゃんを選択した鬼木さん。試行錯誤が続きます。

ポイント

①川崎の攻撃のメカニズムとハイネルのポジション変更の意図

②新コーナー・ゴールシーンを振り返る!

 

①川崎の攻撃のメカニズムとハイネルのポジション変更の意図

選手の組み合わせに苦労しており、いまだ最適な布陣、メンバーを決めきれていない鬼木監督。今節は、悠は右サイドが適任と考え、1トップに阿部ちゃん&トップ下にハイネルを中央に配置する布陣としました。

 

ここ数試合、4-2-3-1を基本としており、特にトップ下の選手を決めかねている状況。リョータが怪我をしてからは、憲剛を置くことができなくなっており、大塚がメイン担当することが多いのが、今の川崎の現状。今日は、より攻撃的なハイネルが担当となりました。

 

選手の適正配置を考察するには、まずは川崎の攻撃のメカニズムについてしる必要があります。まずは、これが理想的な状況。

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相手の前線からのプレスがない場合は、4-4-2の4-2の間にネット、リョータが陣取れる状況且つ、バイタルエリアでトップ下が前を向けるのが相手を制圧できている状況といえるでしょう。これはボールの回収もしやすいのも利点といえます。

 

そしてこれが相手のプレスに対応する場合、

f:id:avante_iwanta:20170505234759j:plain

トップ下がビルドアップに参加するパターン。この状況だとバイタルの人数が少なくなることと中央に人数が少なくなるために、攻撃が活性化しません。

選択としては悪くはないのですが、ハイネルはあまりビルドアップに苦戦していない状況で下がってしまうので、ハイネルの良さであるスピードが生きない状況でした。この状況は、大塚でも変わらなかったかと思います。

(このビルドアップに人数をかけすぎ問題は、昨シーズンから続いている課題のひとつでした。相手のプレッシングの人数が多い場合は、しょうがないのですが、ビルドアップのテンポが遅いだけなのがほとんどなので、攻撃に適正人数をかけれていないので現状です。この試合のダラダラ感はまさにその典型だったといえます。)

 

その状況下の中、鬼木さんの対応は素早かったです。

悠とハイネルのポジションを変更し、4-4-2としました。

つまり「ビルドアップは、リョータ、ネットに任せて、悠と阿部ちゃんは前に2人いて!!」

というポジションチェンジで、正面の障害物を少なくしたハイネル号はスピードに乗ってJ初ゴールをマークしました。この変更は、選手の良さを出したいという明確な意図を持っていたので、素晴らしい采配だったと思います。

※やっぱ個人的には1トップも面白いと思うんだけどな…

 

②新コーナー・ゴールシーンを振り返る!

新たな試みとしてゴールシーンを振り返りたいと思います。百聞は一見に如かずですからね!!

 

それでは、1点目の動画で見てみましょう。

 

DAZNでは見れませんでしたが、たしかリョータから?スイッチとなる縦パス悠へ入れます。そして悠がボールを受け、フリックで阿部ちゃんへ。阿部ちゃんはバイタルで前を向けていましたので、ハイネルの快速に合わせてスルーパスを出しゴールを奪うといった得点で、選手の配置換えの効果の出た素晴らしいゴールだっと思います。

 

 続いて2点目。

続いて3点目。

 

いずれもポイントは、サイドの選手がバイタルへ侵入し、ブロックを崩しているところにあります。そして、阿部、小林コンビが横の関係でゴールを奪ったところに新ユニット誕生の兆しが見えます。

悠の適正ポジションを見つけ出そうと悪戦苦闘していた鬼木さんでしたが、これで一応の答えが見いだせたのではないでしょうか。縦関係の悠の相棒ではなく、横関係の悠の相棒という観点でいうと阿部ちゃん、ミヨッシが適任なのです。

 

あとは、ビルドアップのスピードアップという風間体制の置き土産を解決できれば、おのずと結果はついてくるといわん太は考えます。

まあ今は、選手のコンディションアップとACLのグループステージ突破に向けいっぱいいっぱいなので、ACLが終わったあたりで、ビルドアップのスピードアップについてメカニズム的にチャレンジしてほしいと思います。

 

それでは採点です。

採点

1.ソンリョン 6.0

23.エドゥ 6.0  お帰り!!

5.谷口 6.0

6.田坂  5.5

7.車屋  6.0

10.大島 6.0(▼76’)

21.ネット 5.5 

16.長谷川 6.0(▼65’)

22.ハイネル 6.5(▼87’) 1G

8.阿部 7.5 1G、2A

11.小林  7.0 1G、1A 

 

13.ミヨッシ 5.5(△65’)

19.森谷 5.5(△76’)

17.武岡  採点なし(△87’)お帰り!!

 

鬼木監督 6.5  素晴らしい采配でした!!

 

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凡庸なチーム成り下がった川崎フロンターレ 2017Jリーグ 第9節 C大阪×川崎

いわん太です。

 

非常に情けない試合でしたね。

 

今回は、チームマネジメント&己の信念を曲げてしまった鬼木監督の責任は、大きかったですね。

 

まあセレッソもよかったのですが、川崎の選手が重すぎましたね。

 

それでは手短に振り返りたいと思います。

 

スタメン

f:id:avante_iwanta:20170430213135j:plain

憲剛が不在のため、森谷、谷口コンビを選択した鬼木さん。谷口をアンカーに置いた布陣で4-1-2-3気味でスタートしたフロンターレ谷口の適正についても気になるところでした。

一方セレッソは、トップ下に山村というポジションがものの見事にハマっている印象。役割としては、前線からのプレッシングの強度、バランスとシンプルな捌き。健勇が敵としているのがうれしいやら悲しいやら。

 

ポイント

①川崎の魂を捨てた鬼木さんの采配とは。

②戦術とは、選手で成り立つものである。

 

①川崎の魂を捨てた鬼木さんの采配とは。

シンプルにこの試合の敗因としては、「自分達のサッカーできない時どーするの?」

まったく想定できていないとことだと思います。

 

それは、選手もそうですが鬼木監督がといっても差し支えないかと思います。

 

W杯の際よく聞いたフレーズ「自分達のサッカー」。

 

前線のスタメンを見ると、清水、水原戦の配置でメンバーとも入れ替えをしていないので、「ボールをつなぎ倒す」というメッセージは明確でした。

 

しかし、いざ試合が始まるとセレッソは、コートを広く使いシンプルにロングボールを使いビルドアップをしていきます。

それに対し、まったくプレスがかけられない状態。

 

こうなるとしっかりブロック敷いてボールを奪取できないのが今のフロンターレ

 

それでも、ピッチの選手たちは、自分達がボールを持って試合をするといったコンセプトの元、ある程度押し込もうとする意志が感じられました。

 

ただ、日本代表ボランチ・山口のいるセレッソの中盤に大塚、森谷はなかなか効果的な縦パスを入れることができませんでした。これは、車屋、タッピーが高い位置を取れずに、阿部、ミヨッシがバイタルへ進入できなかったことも理由として挙げられるでしょう。

 

つまり足りなかったのは、バイタルエリアの攻略。

 

トップ下が前を向きバイタルを制圧し相手を押し込む。

 

そう考えれば大塚outは理解できました。

 

しかし、鬼木さんの後半の取った采配は…

 

 

相手のハイボールに対応したいのは分かりますが、自分達のサッカーを完全に捨ててしまった印象です。

 

ちなみにいわん太はこう考えました。

 

 

大塚out→ハイネルinが理想的でしたが、なぜか鬼木さんはそうは判断しませんでした。

 

それでも、悠、ミヨッシ、阿部を近づけたく、3トップにしたのならまだ分かりますが、2枚目の交代が寄りにもよって、ミヨッシout→ハイネルin。

 

この試合、唯一といっていいほど得点の匂いがしていたミヨッシを変えてしまう始末。

 

ここ数試合、鬼木さんの采配はかなり高評価だっただけに解せない采配です。

 

守備を第一にというのは分かりますが、相手にボールを持たれている時に八方塞がりなのは、ここ数試合でいわん太が指摘しているところです。

 

清水戦の③をご確認下さい。

 

avante-iwanta.hatenablog.com

 

つまり、昨年の教訓からキャンプであれほど強化しようとしていたゾーンディフェンスが機能していないのが川崎の現状です。

 

それは、相手がハイボール勝負を挑んでいることが挙げられます。

 

守備でもしたいことをさせてもらえないのが現状で、且つ今日に限っては、中盤のクリエイティブな選手が不在のため、セレッソのプレッシングを剥し切ることは最後までできませんでした。

 

点を取るためにあまりにも消極的でしたし、ミヨッシ交代は、まったく意味がわかりませんでした…そしてミヨッシ交代以降は、チャンスらしいチャンスも生まれず、なんともやるせない試合になっていました。

 

鬼木さんの采配は、選手を信じ攻め続けようという自分達のサッカーを捨て、守備の安定を求めて板倉を入れたアンチフットボール

 

川崎の魂である攻撃をあきらめた試合といわれても仕方ないのかなといわん太は評価します。それほど、フラストレーションのたまる試合だったと思います。

 

少なくともいわん太はそう感じました。

 

あとターンオーバーしなかったのも、微妙なところでした。明らかに動きの悪かった前線の選手については、フレッシュな選手を使ってほしかったです。

 

憲剛も怪我をしてしまいましたし、悠、谷口、奈良、車屋は出ずっぱりな状況。

 

このへんについてのチームマネジメントをどのうように考えていたのか、気になるところです。

 

②戦術とは、選手で成り立つものである。

結局のところ、川崎の今までのサッカーは、中村憲剛で成り立っていたサッカーなんだと改めて感じました。

 

イニエスタのいないバルセロナ

 

これに似たような、いやそれ以上にポゼッションをベースとした川崎のサッカーにおける戦術的役割を果たしていたのだと改めて感じた試合でした。

バルセロナは、メッシとか化け物ぞろいなので、ある程度の試合は勝ってしまうのですが、実力が拮抗した試合ではイニエスタの影響力がものを言います。役割が違いますが、川崎のサッカーにおける中盤の重要度でいうと、似たようなところかなと。

 

「戦術は、選手で決まる。」

 

ポゼッションサッカーの体現者、ベップ・グアルディオラはこういいます。

 

憲剛のいない川崎は、インテリジェンス、ファンタジーに欠けることはいうまでもないでしょう。

 

つまり凡庸なチーム

 

これは、ある意味しかたないことなのだと思います。

憲剛ほどの影響力を、ほかの選手に求めるのは酷ですし、日本のどのクラブを探しても、代わりを務めるこのできるインテリジェンスな選手は今のところいません。

 

それでも、今のサッカーを継続するならどうするのか。

 

それは選手全員が憲剛の役割を少しずづ果たすしかないのです。

 

 

選手の特性を最大限生かすことの出来る布陣の再構築。

 

これが、鬼木監督の求められる役割です。

 

まずは、選手を適正ポジションで使ってあげることが重要だといわん太は考えます。今はフォーメーションに当てはめている印象です。

 

そして、何度も警告をしている通り、2ボランチを一旦崩すべきです。

 

恐らく次節も2ボランチで望むのなら結果は似たような結果となるでしょう。

 

1ボランチでパステンポを上げる。

 

そして、悠とミヨッシは、逆転させた方がより良さが出ると思います。

 

さて次節までにどう修正するか鬼木さんの腕の見せ所です。

 

採点

1.ソンリョン 6.5

3.奈良  5.5

7.車屋  5.5

6.田坂  5.0

2.登里  5.0

5.谷口 5.5

19.森谷 5.0(▼76’) 

13.ミヨッシ 5.5(▼64’) 

8.阿部 5.0

27.大塚 5.0(▼46’) 

11.小林  4.5 

 

28.板倉  5.0(△46’)

22.ハイネル 5.0(△64’)

16.長谷川 5.0 (△76’)

 

鬼木監督 4.5

 

 

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