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アバンテが聴きたくて!~フロンターレのマッチレビューブログ

Jリーグ 川崎フロンターレのマッチレビューを主に書いていきます。

化けの皮を剥がされたフロンターレ 2017Jリーグ 第4節 FC東京×川崎

 

いわん太です。

悔しすぎる敗戦ですね。

正直完敗だったと思います。

 

今まではなんとか引き分けていたので大きな問題になりませんでしたが、大型補強をしたFC東京の「個のクオリティ」にやられ、化けの皮が剥がれてきてしまいました。

 

 それでは、スタメンからです。

 【スタメン】

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川崎、東京共に大方の予想通りのスタメンとなりました。川崎は阿部ちゃんの1トップを継続。東京は、東、ではなくカップ戦で存在感を出した阿部を起用。やはり東京の13番が気になるところです(笑)

 

【試合のポイント】

①お互いのチームのやりたいこと

②1トップの役割

③代表ウィークにやるべきこと

 

①お互いのチームのやりたいこと

まずは、お互いどういうゲームプランで進めるのか注目していました。

チームの特徴を見ると、やりたいことが似ているのかなと。

それは、前線からのプレスでハメること。

その攻防の答えはというと、東京はロングフィードによるビルドアップを選択し、川崎のプレスを回避しました。そのロングフィードの先は、阿部、嘉人、永井と高さがなく、ハイボールを納めれる感じではないので、奈良、谷口、車屋で十分対応できていました。

逆に川崎は、相変わらずのビルドアップ力で、プレスをいなし、ある程度ボールを保持していました。しかし東京の4-4-2ゾーンは、中央圧縮&サイドハーフの運動量が豊富で、なかなかサイドバックが上がらず相手を押し込むまでは行きませんでした。

 

お互いに隙を見せず、膠着状態といった感じで前半は終了しました。

ただ、川崎としてはボールポゼッション57%、シュート数6(4)でいずれも東京を上回っていましたが、一度中島&嘉人にネットを揺らされていますので(オフサイドの判定でしたが)でイーブンといったところでしょうか。

1トップの役割

 後半の勝負の分かれ目はこのように考えていました。

 

 

理由は、両チームともチームの攻撃スタイルに合っていないからです。

川崎の阿部ちゃんは、そもそもフォワードではないので一人で違いを作り出すことはできません。スペースを作ったり、動き回り受けてダイレクトプレーをしたり、今いろいろ思考錯誤しているところです。プレッシング時は、その運動量で活躍しますが、攻撃面の迫力があまりにも不足しており1トップを張れるタイプではないと考えています。

一方、東京の1トップは嘉人。

東京の攻撃は、奪って素早くサイドアタックのからのクロスが基本攻撃。バンバンショートパスが足元に入ってくる川崎のスタイルに慣れている嘉人は苦労しているよう。

川崎の攻撃も、コンビネーションからサイドをえぐり合わせることも基本としているのですが、合わせる相手がいない。そう考えた鬼木さんが、悠を1トップにしたのは理解できる交代でした。

 

ほどなくして東京は、ウタカを投入。すっかりベンチに控えていることを忘れていました(笑)昨年得点王が控えていた東京は、満を持して出した感じでしょう。

 

願いむなしく、違いを生み出したのはウタカ。得点王の実力を遺憾なく発揮し、1ゴール1アシスト。嘉人とは2トップの関係になり、嘉人は力を発揮し見事にゴールを奪われました。

 

川崎の1トップに収まった悠は、最後まで輝くことができませんでした。

 

代表ウィークにやるべきこと

 

Twitterの誤字脱字が多いのは、ご愛敬ということで(笑)

とにかくショッキングな敗戦であることは間違いないのですが、この敗戦から何を学びどう生かすのかが重要なのです。幸いにも!?代表ウィークに入り、しばらく立て直す時間はあります。(悠、リョータの落選は残念でしたが…)

 

この試合の化けの皮をはがされたのは、2点。

①フォワードの人材不足の中、どうやって点を取るのか。

②怪我人続出の中で、どうターンオーバーしていくのか。

 

フォワード不足に関しては、誰もが思うところだと思います。今季FWの補強をしていないことを嘆いても、今さらウタカクラスが川崎に来てくれる訳もないので考えるはやめます(笑)

 

いわん太は、川崎攻撃陣活性化のポイントはずばりバイタルエリアの攻略だと思っています。川崎の攻撃に迫力がない理由は明確です。それは、バイタルエリアで前を向いて仕掛けられていないからです。

現状4-4-2ゾーンの場合の組み合わせはこんな感じです。

f:id:avante_iwanta:20170320152131j:plain

マンツーマン気味で考えると、ちょうどかみ合ってしまっている感じで、森重が1人余っていることでバイタルでのプレッシングに迷いなく行けていました。またネットのパスがつながらなくなったこともバイタルでの受け手の問題とも言えなくはないです。明らかにここ数試合ネットの縦パスが通らないことは、受け手側がポジショニング勝負に勝てていないことを意味しています。そんな事情もあり、この試合バイタルエリアで仕掛けることのできたシーンは、皆無に等しかったです。

バイタルで受けることの何がよいかというと、パスを受けた選手が常に先手で行動することができるからです。ドリブルでつっかけるもよし、スルーパスを通すもよし。シュートに行ってもよし。となります。CBも簡単に詰めることもできませんし、まさに先手を取ることができるのです。

阿部ちゃん、悠はこのエリアでほどんど相手に背を向けてプレーしていました。ポストプレーで受けにいくと潰されるパターンが続いており、怖い攻め方ができていませんでした。

 

その中で抜群の受け方ができる選手がいます。そう、それはいわん太一押しのミヨッシです。

ミヨッシの一番の特徴は、バイタルエリアで前を向くことができることです。素早いタッチで、前を向きドリブルする姿は昨年からお馴染みのはずです。そこからの判断に改善の余地はありますが、まだ20歳。今季飛躍し、覚醒する可能性が一番ある選手なので使わない手はないと思いますが…失敗してもいいじゃないですがミヨッシなら!!必ず成長してくれますよ!!

また、いわん太としては、1トップというより、悠と2トップ気味になる布陣が一番いいと思っています。パスも出せるし、悠の相棒候補としては、一番良い人選ではないでしょうか。鬼木さんの判断に注目です。

 

そしてもう一点は、ACLとの両立をどうするかという問題。

早くもCBの控えがいなくなってしまいました。毎年どーなってるのといった感じです。しかもほとんど長期離脱(´;ω;`)鬼木さんは頭を悩ませているでしょう。

4-2-3-1だとこんな感じです。

GK(1) ソンリョン

 SUB:新井、安藤、ホープ

CB(2) 谷口、奈良

    SUB:(車屋)、(板倉)××エドゥ、××舞行龍、×井川

RSB(1)田坂

    SUB:(登里)××エウソン、×武岡

LSB(1)車屋

 SUB:(登里)、タビナス

DH(1)ネット

 SUB:板倉

CH(1)大島

 SUB:森谷、狩野、××田中

OH(1)憲剛

 SUB:大塚

SH(2)悠、登里

 SUB:ハイネル、三好、長谷川

CF(1)阿部

 SUB:森本、知念、 ×家長

ディフェンスラインのサブを、スタメンのノボリや車屋がカバーするといった状態。

この試合、走り負けしていたのは明白で、総走行距離8km差という数字として出てしまっています。ターンオーバーを少し取り入れないと手遅れになってしまいます。

そこで考えられる選択としては、システム変更。

前線を2トップにしたいという考えと、サブにサイドアタッカーが多いことから3-4-1-2であれば、タッピーがCBを務めることができるので、谷口、車屋、奈良、田坂の4人でクオリティーを下げずにやりくりできるのかなと。WBに長谷川を起用できますし、より多くの選手に出場機会を与えることができます。その場合、守備構築をどうするのかといった問題がありますが、少し変則にして、WBをつるべ式にして、4バックを継続というのもありかもしれません。

しかも、憲剛がビルドアップに参加せず、フリーに動けるのでネットの縦パス詰まり問題も解決するのではと考えてます。まあ3-4-3の進化版といった感じでしょうか。

3-4-1-2の場合

f:id:avante_iwanta:20170320153345j:plain

GK(1)ソンリョン

 SUB:新井、安藤、ホープ

CB(3)谷口、奈良、車屋

 SUB:田坂(板倉)、××エドゥ、××舞行龍、×井川

RWB(1)阿部

 SUB:長谷川、(田坂)、××エウソン、×武岡

LWB(1)登里

 SUB:(長谷川)、(車屋)、タビナス

DH(1)ネット

 SUB:板倉

CH(1)大島

 SUB:森谷、狩野、××田中

OH(1)憲剛

 SUB:大塚

CF(2) 悠ミヨッシ

 SUB:ハイネル、森本、知念、×家長

またハイネルは、前線の2トップの一角が適切なポジションだと思います。実際サイドに使われることが多いですが、守備に関しては見ていられないところもありますので、最前線にいてもらうのがいいと思います。

ただし、これは相手が4-4-2ゾーンの場合で、3バックの場合は、また少し違った対応が必要かと思います。

 

まあ、1トップにミヨッシでも面白いとは思いますが!!とにかく流れの中から得点がほしいですね。

 

それでは、採点です。

【採点】

1.ソンリョン 5.0 

3.奈良 5.5

5.谷口 5.5

6.タッピー 4.5

7.車屋 5.0

10.リョータ 6.0

21.ネット 4.5(▼71')

2.ノボリ 6.0 (▼82')

14.憲剛 5.0

11.小林  5.0

8.阿部 4.5 (▼56')

 

22.ハイネル 5.5(△56’)

16.長谷川 5.5(△71’)

13.ミヨッシ 採点なし(△82’)

鬼木監督 5.0

 

↓ミヨッシに期待!!と思った方クリックお願いします。

またTwitterのフォローもよろしくお願いします。誤字脱字が多いですが(笑)

 

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爆買い広州に価値ある勝ち点1!! ACL 第3節 広州恒大×川崎

 

いわん太です。

 

しぶとくなりましたね!

広州恒大AWAYの地で、勝点1を取れれば合格点でしょう。(ホントは、勝ちたかったですが…)

 【スタメン】

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タッピーがスタメンかと思いきや、怪我の模様。イガが代わりに入り、板倉をボランチリョータが左サイドハーフと守備に重きを置いた布陣。というより、ぶっつけ本番だったのか練習でやったことがあるのか(笑)

柏戦でプレッシングがハマりにハマったので、プレスの強度を増すために、リョータをサイドに配置にし、ロングボール跳ね返すために板倉を起用したプランだったと思います。

まずは守備から

鬼木さんの色が出ていますね。

【試合のポイント】

フェリポンもリサーチ済み?川崎のプレッシングをかわすコツ

②鬼木采配的中!的確にゲームの流れを読み取った監督としての力量

③アジアのメガクラブ広州恒大の真の力とは

 

フェリポンもリサーチ済み?川崎のプレッシングをかわすコツ

前半から相手を圧倒する!!

と、この日も意気込んで試合臨んだと思いますが、ものの見事にやりたい放題やられた開始からの30分間でした(笑)

川崎のゲームプランは、前線からのプレッシングでハメ込む柏戦の再現でした。しかし、広州があまりつなぐサッカーではないのか、フェリポンがしっかりリサーチしていたのか(恐らく後者だと思います)、プレッシングがハマまりませんでした。

理由は簡単。広州はショートパスでビルドアップする気がなかったからです。

憲剛、阿部ちゃんがプレスに行くと詰まる前にGKへ戻し、フロンターレ陣内へドーン!!あとは五分五分の空中戦に持っていき、こぼれ球を個人の能力で勝るブラジル人トリオに渡して、あとは頼んだ!!というまさにチームのストロングポイントを最大限に生かした戦法でした。グラール、アランはプレスバックをしっかりしてきたので、川崎陣内でかなりボールを拾われました。(このへんが、守備をしないジャクソンマルティネスが選ばれていない理由ですかね。)

粘っていましたが、アランのスキルの高いシュートで一点取られてしまいました。正直、この時間帯のシュートは、どれも決められなくて助かったレベルが多かったです(笑)

こうして相手を守備で圧倒する川崎のプランは、ものの見事に崩れ去ったのでした。

②鬼木采配的中!的確にゲームの流れを読み取った監督としての力量

しかし、鬼木さんはかなり思い切った采配を振います。

 

 

問題点は、まさにここで相手のプレッシングを剥しながらビルドアップする川崎らしさを出すことができていませんでした。後は、最初から懸念だったここ。

ノボリを右サイドにもってきて、イガを真ん中に配置しなおしました。(なぜイガで行けると思ったかが、疑問ではありますが…)

本来の状態にしてからは、後半も含め一方的にボールを支配しました。あえて下がったのかなと思いましたが、川崎のように組織的にプレッシングする力があるように見えなかったので、これは相手を下げさせたと言っていいと思います。間違いなく川崎のビルドアップ力が通用する証拠でありかなりの自信となったでしょう。

 

そしてもう一点秀逸だった采配が、途中出場の森本からミヨッシ!!普通ではありえない采配ですが、明らかに森本があっていませんでしたので英断だったと思います。

効果は、残り時間もなくありませんでしたが、監督として力を示した采配だったと思います。

 

アジアのメガクラブ広州恒大の真の力とは

 

所謂ホームアドバンテージと言われるものなんですが、欧州ではホームの無敗記録継続中なんてものも、ちらほらあるぐらいホームチームが有利と言われています。もちろん本来であればイーブンな関係ですが、審判がプレッシャーに負けてホーム側に有利な判定をしたりすることもしばしば。

何の力が働くのか。それはサポーターの力。それ以外考えられないのです。

 

先週行われたCLのバルセロナ×パリSG戦なんて、まさにカンプノウの力=サポーターの力が起こした奇跡だと思います。

 

この試合の開始30分間、あのリョータがあれほどボールを失っているのは、久しくみていませんし、明らかにチームとして普通ではありませんでした。

広州恒大が2度アジア制覇を成し遂げている力は、まさに難航不落のホームの雰囲気がさせた力なのではないかと。

その中で、ゲームの中で修正し勝ち点1を取れたこと、海外との経験の少ないこのチームに取って素晴らしい経験になるでしょう。

 

それでは、採点です。

【採点】

1.ソンリョン 6.0

5.谷口 5.5

7.車屋 5.5

2.ノボリ 5.5 

4.井川 5.0(▼60')

10.リョータ 5.5

21.ネット 5.5

28.板倉 5.0 (▼34’)

14.憲剛 6.0

11.小林  6.5 1G

8.阿部 5.5 

 

 

9.森本 5.0(△34’)(▼81') 

 16.長谷川 5.5(△60’)

 13.ミヨッシ 採点なし(△81’)

 

鬼木監督 7.0

 

 

 ↓次は、多摩川クラシコ!!嘉人の恩返し弾だけは勘弁と思った方クリックお願いいたします。また、ツイッターのフォロー興味があればお願いします!

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鬼門のホーム柏戦勝利!! 2017Jリーグ 第3節 川崎×柏

いわん太です。

今年ホーム初勝利!!

そして、難敵・柏を撃破!!ここ数年ホームで悔しい負け方していましたからね。

 

リーグ戦は、2勝1分でまだ負けなし。

前評判の高かった鳥栖、柏と対戦していることと、徐々に本来のスタイルが戻ってきていることを考えると好調な滑り出しといっていいでしょう。

 

それでは、スタメンです。

【スタメン】

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奈良ちゃんがついに先発に復帰。そして、最前線には、阿部ちゃんが陣取るという布陣。悠様がおなじみの右サイドにいる布陣が一番よいとの判断でしょう。前節からは、奈良ちゃんのみ変更になります。

柏は、4-4-2でしたが、クリスチャーノ&伊東の快速コンビが怖すぎる。個人的には、このシステムでは、攻守のバランスが悪いかなと感じています。まあ、相手のことですので何とも言えませんが…

 

【試合のポイント】

①0トップ?阿部ちゃんのトップ起用した効果は

②チームを加速させるパスの重要性

③プレッシングとリトリートの使い分けについて

 

0トップ?阿部ちゃんトップ起用した効果は

阿部ちゃんのトップ起用は、一般的な0トップとは違うといわん太は考えます。

いわゆる一般的な0トップとは、トップの選手が中盤まで落ちてきてゲームメーキングに加わり中盤を厚くするのが目的で、その空いたスペースにサイドの選手が飛び込むスタイルが一般的です。嘉人は、まさしくこのスタイルで川崎の中心選手として活躍してきたわけです。

阿部ちゃんの場合は、ゲームをメーキングするというより動きそのものは、FWの動きに近いです。持前の運動量で動き回り、サイドへ流れたり、真ん中で裏抜けを狙ったりする動き出しがメインでした。

クロスに対するポジショニングがいい感じだったので、質の高いアーリークロスが入れば、得点できそなシーンが何度かありましたね。ただ、正直攻撃面では、違いを作り出すことはできているとはいい難いのかなと。ただ、献身的なプレーで守備をがんばるスタイルは、間違いなく前半圧倒的にボールを支配できていた要因した。特にプレスバックが秀逸でしたね。新たなオプションとしてはなかなかよかったのではないでしょうか。今年の川崎では、逃げ切りを図るパターンなどが想定されるので、活躍の場は多岐に渡るでしょう。

 

チームを加速させるパスの重要性

テンポよくボールが回った前半は見ていて非常に楽しいものでしたし、これぞ川崎フロンターレだと言えるものでした。

それは相手のプレスを簡単にいなし、相手を押し込めていたからです。やりたいことは昨年と変わっていませんが、チームとしてビルドアップの方法が若干変わっているように思います。それは、サイドバックへの斜めのパスでチームを加速させていることです。

昨年は、あくまで中央突破を中心に考えて、隙あらばサイドを使う感じしたが、今年は意図的にサイドバックを使い、ダイレクトパスやサイドチェンジを駆使し、圧縮された中盤の脇を車屋、田坂が駆け上がることでチームを加速させることができています。

そうすると最終ライン押し上げることができ、コンパクトな陣形を保つことができる=セカンドボールが拾いやすくなる。という好循環につながります。

しかし、ビルドアップのスピードが上がって、チームを加速させることできましたが、流れの中でのゴールはまだありません。

まだまだ駆け上がりのスピードは上がりますし、クロスの質も改善の余地ありです。個人的には、1トップはミヨッシ、ハイネルなんかも面白そうな気がしています。

 

プレッシングとリトリートの使い分けについて

 前半のスタッツは、ポゼッション率は62%、パス成功率86%、シュート10本を記録しました。これは、柏にまともにビルドアップをさなかったプレッシングがハマった結果です。

 

しかし、後半はそうはいかないなと考えていました。このサッカーを90分続けるのは、スタミナ的に厳しいのかなと。

 

少しペースダウンを図るのか否かに注目していましたが、後半早々にペースを握られ、再三のコーナーキックから一点取られてしまいました。

その中でも憲剛の老猾なプレーで相手を10人にしたまではよかったのですが、そこから1人少ない相手にバタバタした試合運びは相変わらずでした。

特にネットは小競り合いの末、不用意な忠告を受けあわやレッドガードという軽率な行動を取りました。鬼木監督の交代は正解だったでしょう。

 

後半の戦い方をチームとして意思統一できていないことが全ての要因で、10人相手にあれだけバタつくことは優勝を目指すチームではあってはならないことです。

リトリートした時の守備力の統一と、試合を終わらすためのボールポゼッションはまだまだかと思います。

まだまだこれではありますが、この辺が突き詰められれば、今年の川崎はかなり期待できるのではないでしょうか。

 

それでは、採点です。

【採点】

1.ソンリョン 6.5

何度この男に救われているか。前半のビックセーブが最大のハイライト。

5.谷口 6.5  1G

チームとして狙っていたパターンの得点だったとのこと。守備で危うい場面を一度作ってしまったのがマイナス点。

3.奈良 6.5

ようやくフルタイム出場となった。対人は勿論のことビルドアップの場面でもインテリジェンスを感じた。

7.車屋 6.0

一度ノボリの内側を突いたドリブル突破した場面はかなりよかった。伊東には苦戦したか。

6.タッピー 6.0

クリスチャーノとマッチアップして、まずまずの出来。失点シーンはしょうがないか。

10.リョータ 6.0

プレーの確実性が増してきた印象。攻撃面のでも徐々に顔を出せて来ている。

21.ネット 5.5 (▼68')

軽率な行動は、チームの士気に拘わる問題。反省し、気持ちを切り替えてほしい。

2.ノボリ 6.0 (▼87')

プレスも積極的行けるし、単独突破もできるプレー内容だった。後はクロス、シュートの精度が上がれば。

14.憲剛 7.0  1G1A  MOM

老猾さがハンパない。守備面でも貢献した。

11.小林  6.0

ゴールは奪えなかったが、ゴールの匂いがする1ランク上のストライカーのオーラがあった。

8.阿部 6.5 (▼89') 1A

献身的なプレッシングが光った。初ゴールが出れば、もう少し追い付いてプレーできるのか。

22.ハイネル 6.0(△68’)

徐々に力を発揮してきたか。そのスピードに期待。

28.板倉 採点なし(△84’)

9.森本 採点なし(△89’)

鬼木監督 6.5

ネットを早々に変えた判断は素晴らしかった。後はチームとしてのどれだけ纏まれるか。

 

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毎年なぜか勝てないホーム開幕戦 2017 Jリーグ 第2節 川崎×鳥栖

いわん太です。

なかなか勝てませんねホーム開幕戦。ここ数年勝った記憶がありません。

 

そして、またしても始球式を外すと引き分ける説が(泣)

 

ただ試合の展開としては、今季で一番良かったかもですね。

 【スタメン】

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家長が欠場のため、ニコラスが今季初先発。個人的には、かなりフィットするのではと思っておりましたが…それ以外は開幕戦と同じメンバーでした。

 

【試合のポイント】

鳥栖の守備方法のおさらい

②前半のニコラスの効果、攻撃の形について

③鬼木監督の交代について

 

鳥栖の守備のメカニズムのおさらい

鳥栖の守備陣形は、プレスの位置によって2種類あります。

前線からプレッシングをする場合は、4-3-1-2、リトリートの場合、鎌田が2ライン目に吸収され4-4-2となります。

◎4-3-1-2の場合

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◎4-4-2の場合

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このシステムを使い分けることで、鳥栖は常にプレッシングをかけることができる陣形を保ち続けました。トップ下としてこのシステムのキーマンを担う鎌田は、スタミナをかなり消耗していたかと思いますが、試合終了まで高い強度を保っており、20歳ですが、風格漂うプレーヤーに成長しております。あっぱれです。

 

そしてこのシステムの目的としては、3センターハーフでボールを奪い、2トップに当て、鎌田に落としショートカウンター発動!!です。

この試合かなり狙われていましたが、鳥栖のクオリティ不足により命拾いしていました。しかし、豊田と組むフォワードが快速アタッカーだったらとゾッとしますね。後半から出てきた27番・田川は、次の対戦時は要注意です。まだ18歳だそうですし、ミヨッシ、長谷川も負けてられません!!

 

前半のニコラスの効果、攻撃の形について

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ニコラスこと大塚の役割は、ずばりショートパスのテンポアップです。 

そのプレースタイルは、一言でいうと「レシーバー」。人と人の間に入り込み、ボールを入れるとワンタッチでボールを返してくる極めて特殊なスタイルです。

ニコラスが、このプレーを続けると潤滑油かのように、狭い場所でも滑らかにパスが通り、テンポが上がるのです。また、バイタルエリアへの出し入れが多くなり、ニコラスがボールに触れると、みんな続々と入りたがっていたバイタルエリアを交通整理しているような、そんな風に見えました。

特に今季は、悠様が1トップでダイレクトにはたく場面増えていましたが、このプレーの代わりを一つ前のバイタルエリアでしてくれるのがニコラスになります。なので悠様は、得意の飛び出しに専念できるようになる…というのが、鬼木監督の狙いでした。

しかし、ニコラスの弱点は、せっかくバイタルで受けても前を向かずレシーブしてしまうところ。チャンスを作り出す意識が強くなれば川崎になくてはならない存在になるかもしれません。

 

前半の途中からは、鳥栖に押し込み、カウンターがメインになってしまったので、活躍の場はなくなってしましました。

 

個人的には、めちゃめちゃ応援してます!!がんばれニコラス!!

 

③鬼木監督の交代について

ハイネルの交代は、プラン通りのようでしたね。もう少し大塚を引っ張ってもよかったかもでしたが、まあ理解できる交代でした。

しかし、後半最後に奈良の交代はさすがに消極的すぎました。阿部ちゃん、ノボリが疲労し、車屋が豊田に競り勝てなくなっていたので交代としては理解できますが、時間が遅すぎたのと、選手交代でチームにメッセージを伝えることができませんでしたね。

ホームで1-1の場面で、阿部→奈良ちゃんは、チームとして引き分けでいいよ。を意味します。しかしピッチ上の選手が最後まで得点を狙っていたのは明白なので、チームとして監督のメッセージを体現できませんでした。引くなら引く。攻めるなら攻める。このようなインテンシティの高い戦いでは細部が明暗を分けますので、リアリスト鬼木であれば、そこは見逃してはいけないポイントでした。

 

それでは、採点です。

【採点】

1.ソンリョン 6.0

豊田との1対1を確実に防ぐ安定感。失点のシーンはしょうがない。

5.谷口 5.5

やらかしそうな場面はあったが、その他はそつなくこなした。

7.車屋 6.0

終盤は、豊田に空中戦でやられ気味だったが、ビルドアップの安定さは舞行龍との違いを見せつけた。

2.ノボリ 6.0 (▼87')

攻撃にアクセントを加えるサイドアタックは、今の川崎の中では唯一無二。

6.タッピー 6.5

サイドバックからのゲームメーキングが光る。ラームのように、ボランチもできそう。

10.リョータ 5.5

後半は高い位置で絡むことができたが、またまだできる。今年は、ビルドアップ時のスペースをつくドリブルと最終局面での成長を。

21.ネット 5.5

やはり縦パスが読まれてる感がある。ゴール前へ飛び出すプレーを見せたのは好材料

8.阿部 5.5 (▼84') 

がんばってはいるが、このポジションで成功するには自分の良さを出す必要がある。まだ良さは見せていない。

14.憲剛 5.5

この日は、なかなかバイタルで前を向かせてもらえなかった。終盤のサイドチェンジはさすが。

27.大塚 5.5 (▼46')

まだまだチャンスがあると。そのプレースタイルを生かしつつ、フライパスが出せればまだまだ伸びる。

11.小林  7.0

さすがの決定力。

 

22.ハイネル 6.5(△46’)

その片鱗見せつけたハイネル。危なっかしい一面はあるが、その気持ちの強さ、スピードを見ると1トップも面白そう。

 

3.奈良 採点なし(△84’)

13.ミヨッシ 採点なし(△87’)

鬼木監督 5.0

チームとしてのどう攻め守るのかが浸透しているようでしていない印象。

しかし、まだ始まったばかり。期待しています!

 

 

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1on1がサッカーの基本!!ハンデ戦に勝利できなかった川崎Bチーム ACL 第2節 イースタンSC×川崎

 なかなかうまくいかないものですね。

いわん太です。

 

まあ、広州が7-0で勝っていることを考えると残念すぎる結果でしたが、1人少ないハンデ戦と思えば、悪くない結果だったでしょうか(´;ω;`)

 

…正直、大量得点はなくても勝つだろうと思っていたので、少し考えてしまう試合でしたね。

 

それでは簡単にマッチプレビューです。

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 【スタメン】

川崎は、完全に2軍メンバーで挑むという選択をした鬼木監督。個人的には、極めて妥当な選択だったと思います。この日程は、ACL組ではよい方。中休めできますからね…そんなことを見透かされたんでしょうかね(´;ω;`)

【試合のポイント】

①後半からの鬼木采配

②サッカーの本質とは、何ぞや…

 

後半からの鬼木采配

 前半を終えた時点で、いわん太はこう考えてました。

図で表すとこんな感じ。

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イースタンとしては、「中央突破の得意な川崎には、バイタルは自由にさせないぞ!」がこの試合のテーマ。しかし、そこを逃げていては、川崎の攻撃のメカニズムが機能しません。10人になってからは4-4-1になり、このエリアに人が全くいませんでしたので、アンカー横のスペースに人が入り込めるよう配置し直しました。

4-1-4-1ゾーンディフェンス崩しの第一歩でした。

そしてもう一点は右サイドの舞行龍が、完全にブレーキになっていたので、タッピーを投入!そして同点に追い付いたところまでは完璧でした!欲をいえば、前半の途中からやれれば最高でしたが、まあ合格点ですね。

 

②サッカーの本質とは、何ぞや…

 サッカーの基本は、1on1!

この点において今日の川崎に一番足りなかったことろではないかなと思います。

イースタンは、格下ではあるが絶対に1on1でやられないといった気迫がありました。(まあラフプレーが多々ありましたが…)

この点において、1on1で戦えていたのはタッピーくらいではないでしょうか。力の差はあるはずなのに、同じレベルでプレーしてしまっている印象です。ハイネルもこの辺は、よく分かっていましたが、少し熱くなりすぎてしまいましたね(笑)

いずれにしても、この気持ちが出てこない以上、戦う集団にはなれないし、勝負強さも出てこないでしょう。

 

それでは、採点です。

【採点】

30.新井  5.5

29.舞行龍 4.5

なぜサイドバックだったのだろう…

4.井川 5.5

7.車屋  5.0

攻撃面で、タッピーくらい活躍できれば…バイエルンのアラバやラームの動きを見て勉強してほしい。

28.板倉 6.5 (▼81') 

安定していた。

25.狩野    4.5 (▼46') 

19.森谷 5.5

気持ちは見せたが、結果は伴わず…

13.ミヨッシ 5.0(▼69')

ドリブルのするポイントを自分自身まだ分かっていない印象。今日はドリブルからのロストが多かった。

9.森本  5.0

中々ボールがおさまらない。ワンタッチゴーラーを目指すしかない!

 

3.奈良  採点なし。

あまりにも不完全燃焼。リーグ戦でがんばりましょう。

6.タッピー  6.5(△46’)

タッピー無双で、右サイドを制圧。唯一1on1で違いを作り出せていた。

11.小林  5.5 (△69’)

最後のが決まっていればなあ。ボールが中々こなかった。

21.ネット  採点なし(△81’)

鬼木さん 5.5 

後半出だしのシステムチェンジ&タッピー投入は、合格点の采配。しかし、攻撃面では憲剛がいないとただのチームになってしまうので、攻撃パターンを早く確立する必要がある。

審判 0.0

ひどすぎます。なぜレッドを出したかは説明する必要があるし、その後も悪質プレーへの未警告が多すぎた。試合をまったくコントロールできず、まさかの2人退場…

 

 

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「リアリズムサッカー」が新生・川崎フロンターレのキーワード!! 2017Jリーグ 第1節 大宮×川崎

お久しぶりです。

いわん太です。

 

昨年は、終盤はなかなか更新できませんでしたが、今年は頑張って更新していきたいと思います。

Twitterのアカウント作って見ましたので、興味のある方、フォローお願いします!!

 

それでは早速マッチプレビューしたいです。

f:id:avante_iwanta:20170226151726j:plain

【スタメン】

ACLからメンバー変更は、舞行龍→ノボリ。車屋がセンターバックでの起用。狙いとしては、大前、江坂のスピードを考慮してのことでしょう。車屋に高さはないが、相手にも高さがないので問題ないとの鬼木さんの判断。このへんは、ヤッヒー監督との選手起用の違いが出ています。

前線は、メンバー変更はありませんが、水原三星戦と並びを変えました。家長1トップにする形でスタートしました。

 

【試合のポイント】

①ビルドアップ問題

②中央圧縮4-4-2ゾーンディフェンスの効果と弱点

③鬼木フロンターレの攻撃の方向性

 

①ビルドアップ問題

昨年から度々問題となっていましたが、前半はビルドアップが全然うまくいきませんでした。それは、ネットとリョータの判断の遅さと周囲のポジショニングの悪さにあります。

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大宮の前線(大前、江坂)は、しっかりとプレスバックしてくるので、リョータは囲まれる状況が目立ちました。ここをシンプルに捌ききれませんでした。決して悪い出来ではありませんでしたが、まだまだ伸びしろを感じるのが川崎の10番です!!

ポイントは、「運ぶドリブル」の使いどころだと思います。中盤で相手のスペースに入り込むようなドリブルが効果的に出てくれば、もう1ランクアップしたプレーヤーになれるでしょう。

前半の終わりから憲剛が下がってきて4-3-3のような形になると相手が捕まえきれなくなりました。これを憲剛が下がらずにゲームを組み立てがきるようになれば、川崎らしいビルドアップができるでしょう。しかし、これは昨年から実践していることで、このパターンを防がれた時にどうするのか…鬼木プランに注目です。

 

②中央圧縮4-4-2ゾーンディフェンスの効果と弱点

今季の鬼木フロンターレの売りは、中央圧縮の4-4-2ゾーンです。

ヤッヒー体制では、あまり守備陣形にフォーカスされていませんが、基本的に今季の守備の陣形は昨年と同じです。なにが違うかというと、選手間の距離。具体的にいうとペナルティエリアの幅くらいの距離を保ちラインを敷いています。

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効果としては、リトリート時に選手間の距離を密集させれば、その分ボールを奪いやすくなりますし、スルーパスも通りにくくなります。

ただ、弱点はもちろんあります。

それは、サイドが極端に空いてしまうことです。この2試合、結構サイドを崩されていましたよね。

4-4-2ゾーンの最高峰アトレティコ・マドリードは、この問題を鬼のスライドの速さによって解決しています。距離感を保ちつつサイドに寄せ、ボールホルダーへのプレッシャーをかけ続けミスを誘います。逆サイドへサイドチェンジされても、素早いスライドでスペースを埋めます。

現状、川崎は、スライドで対応しきれていないのが現状です。なのでサイド突破を狙われると、中を閉めているとは言え、ヘディングが得意なCFのいるチームにはかなり不安に感じています。また、浦和のような、ウイングバックのいるチームやマリノス斎藤学、柏のクリスチャーノ、伊東のようなスピードアタッカーのいるチームの対応策について、どのうように考えるのか注目していきたいです。今の守備陣のクオリティだと、サイドハーフの阿部ちゃんあたりが吸収され5バック気味に対応するのが、現実的ではないかなと思います。

ただし、昨年に比べてチームとして統率させているのはよく分かります。前線のプレッシングとリトリートの使い分けが的確にできれば、昨年1stの強固さが戻ってくるのではと期待してしまいます。

 

③鬼木フロンターレの攻撃の方向性

 悩ましいのは攻撃陣。家長は、後半早々に代えられてしまうほどフィットしていません。今季の攻撃陣の狙いは、中央突破からの高速コンビネーションです。しかし、キャンプで攻撃練習をしたのかというほど、意思疎通ができていません。

家長、阿部とも能力があるのは間違いありませんが、まだまだ時間がかかりそうです。具体的に言うと、ポジショニングが定まっていません。川崎は、流動的にポジションチェンジし、攻撃するので、まずは自分の居場所を見つけることが重要です。これにはかなり新加入選手は苦労します。何故なら、明確なルールがないからです。中心選手の憲剛、リョータ、悠様、ネットとうまく絡みながら、バイタルエリアでボールが受けることができれば、得意のテクニックが生きてくると思います。

あとは、この攻撃ユニットだと前線への飛び出しが少なすぎます。森本が入って多少は改善されましたが、飛び出しの数が少ないので、中々シュートが生まれませんでした。前線には、バイタルエリアでのボールのもらい方やシュートへの積極性を考えるとミヨッシの起用が期待されます。

そして4-1-2-3気味になった場合、サイドバックの駆け上がりによるスピーディなサイドアタックが少し形になりかけているので、中央突破→サイドバックのクロスで相手を押し込むパターンの攻撃に期待です。

総括

課題も多くありますが、各チーム新戦力を加えたこの時期、完成されたチームはないでしょう。

1点とった後の試合運びに監督、チームとしての意図が感じられましたし、車屋のCB起用やパワープレー対策で奈良を投入するなど、相手を見つつ試合をしていることがよくわかりました。

自分達のサッカーから現実主義(リアリズム)サッカーへ。

鬼木色は十分に出せた開幕戦でした。

 

それでは、採点です。

採点

1.ソンリョン  7.0

さすがの安定感。素晴らしいのひとこと。

5.谷口  6.5

激しさを見せて、DFラインを引き締めた。

7.車屋  6.0

なれないCBも監督の狙い通りそつなくこなた。

6.タッピー  6.0

攻撃面で貢献は見せれなかったが、SBの動き+中盤の動きを兼ね備えたプレーを見せた。

2.登里  6.0 (▼90+3') 

おしいクロスが一本。しかし、得意の突破は、押さえられた。

10.リョータ  5.5

悪くはなかったが、判断力に改善の余地あり。

21.ネット  5.5

守備面やサイドバックへのパスはよかったが、縦パス成功率はかなり低い。

14.憲剛  7.5  1G1A  MOM

ジャスティス!!さすがJリーグMVP。

8.阿部  5.5 (▼85') 

まだまだ改善の余地はありますが、家長が抜けたら交通渋滞から解消された印象。

11.小林  7.5  1G1A

頼れるキャプテンの2試合連続ゴール。

41.家長  5.0(▼57')

なかなか自分の居場所を見つけられない印象。いかにバイタルで受け、ダイレクトで捌けるか…

9.森本  6.0(△57')

流れをかえる存在感。おしい飛び出しもあり。

4.奈良  -  (△85')  採点なし。

25.狩野    -   (△90+3')  採点なし。

 

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機能した3-4-3と機能しなかった4-2-3-1 Jリーグ 2st第11節 川崎×福岡

いわん太です。

 

久々の快勝!!

と言いたいですが、最後の1失点してしまったところが今の川崎の現状を表していると思います。

 

それではビルドアップ問題の答え合わせをしていきたいと思います。

 

余談ですが、スカパーの解説陣は酷すぎましたね(笑)解説のプロではないので分かりませんが、試合の流れが変わる戦術的なポイントはしっかりと押さえてほしいと思ってしまいました。

 

スタメン

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(川崎)

スタートは3-4-3を選択。秋田戦の出来きを考えると当然の流れですね。メンバーは、怪我人が続出の中、右のCBのタッピーが抜擢されました。代表帰りの悠、リョータもスタメンとなり、スクランブル感のある印象です。サブは、新井、武岡、板倉、橋本、森谷、三好、森本。

(福岡)

キープレーヤーのウェリントンがベンチスタート。トップに金森を配置していることから、積極的なプレッシングで突っ掛けて素早く飛び出すのが狙いであることは明確でした。

前半

問題のビルドアップは、3-4-3では問題なく機能することを証明した前半でした。4-2-3-1に比べ、最終ラインに真ん中にエドゥがいること両サイドのCBに広がりを見せることで、リョータ、ネットへのパスコースを限定させず福岡にプレッシングの的を絞らせませんでした。そして注目のタッピーは、流石のボールスキルでチャンスになる効果的なパスを何本か決めました。改めて最終ラインからのゲームメーキングの重要さを見せつけられた気がします。

 

ビルドアップが安定しているので、相手を押し込むことができ完全に掌握できました。そしてもう1つ川崎のペースで試合を進められた理由は、福岡の3-4-2-1の3バックに嘉人、憲剛、悠の3人がマンツーマン気味にプレッシングし続けることと、リョータ、ネットが次のパスコースを消すことで相手に無理なロングボールを蹴らせることに成功していたため、安定してボールを回収し続けたことです。

 

流れでは得点できませんでしたが、セットプレーで谷口の今季初ゴールで先制し前半を折り返します。気になるのは理想的な形で崩せてはいないので、憲剛のよく言う「後は崩すだけ」には持っていくことはできたという印象。

後半

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後半開始から福岡が先に動きます。21冨安を中盤にあげ、4-2-3-1にしました。(スカパー解説陣は、これに気づいていないよう…)

狙いは中盤を厚くし、積極的にプレッシングすること。

ただし、コンパクトな5-4ブロックでバイタルエリアを封鎖していたのを、前線からプレッシングをかけるため、前線に人数をかけますが最終ラインは上がりきっていないのでバイタルエリアがぽっかり空いてしまいました。ゼロトップの嘉人がバイタルを使いはじめたのは偶然ではありません。そして、後半直後に憲剛の狡猾?なゴールを決め流れを渡さずにゲームを進め、久々に嘉人がキレイに決め勝負を決めました。

後半の4-2-3-1

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そして問題の4-2-3-1。

このシステムに変えた理由は、いろいろ考えられますが一番は選手交代を考えてかなと思っています。

この日は、ベンチメンバーを見る限り攻撃的な選手は森谷、三好、橋本、森本。コンディション的には、森谷を使いたかったが3-4-3では、使うところがなかったのでシステム変更したのなと思いました。3-4-3の場合、今の現状では選手を投入しにくいのかなと。個人的にはミヨッシでもよかったと思いましたが,、代表帰りで微妙だったのかもしれません。

もうひとつ考えられる理由は、3点差がついたので4-2-3-1のビルドアップが使えるのか試したのかなとも考えました。プレッシャーをかけてくる相手にしっかりビルドアップできるのか!?いわん太的にも非常に気になっていたので、ヤッヒー監督がそう考えてもおかしくはないのですが真意は監督のみぞ知るといったところです。

 

いずれにしてもこのシステム変更は失敗に終わり、ものの見事に福岡のプレッシングにハマってしまいました。これが川崎の現状、事実上4-2-3-1は崩壊してしまいました。恐らくこれから対戦するチームは、川崎の4-2-3-1の攻略法がわかったため、ここぞとばかりプレッシングを仕掛けてくるでしょう。

 

さてどうしたものか?3-4-3を続ければビルドアップ問題は解消するが、試合途中のシステム変更で流れを取り戻すパターンがなくなってしまいます。また、ベンチメンバーを見ても選手交代のチョイスが難しくなるというジレンマに陥ってしまいます。特にCBが不足しているのでタッピーが使えるオプションが増えたとはいえ限定的なものとして考えているとは思います。

 

ビルドアップ問題は、決着したともいえるし決着してないとも言えます。次の大宮戦はどのような布陣で臨むのか?注目したいと思います。

 

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