アバンテが聴きたくて!~フロンターレのマッチレビューブログ

Jリーグ 川崎フロンターレのマッチレビューを主に書いていきます。

1stステージのリベンジ達成!決着はベストメンバーでチャンピオンシップか!? ~Jリーグ2st第9節 浦和×川崎

いわん太です!

首位攻防戦で見事リベンジを果たした川崎!!

 

年間首位キープ&2st首位奪取です!

 

今節負ければ、年間優勝はかなり厳しくなるのではと思っておりましたのでハラハラドキドキでした。

 

それではスタメンです。

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(川崎)

システムは3-4-3を選択したヤッヒー監督。1stで4-4-2ブロックの脇を狙われまくったため英断だったと思います。そして皆さん心配のタネであったボランチにはリョータが強行出場。無理もしてほしくないですが、そうも言っていられないチーム事情。そして壊滅状態の左サイドは中野を選択。ベンチには、つい最近U18から昇格したデューク・カルロス君も入っています。

 

(浦和)

リオ組の興梠、遠藤はベンチスタート。注目のサイドは、宇賀神と駒井。関根がメンバー外であることは今の川崎には朗報でした。前線は、興梠の代わりに高木。遠藤の代わりは那須

 

3-4-3を選択した理由

川崎は前回の教訓を生かし、最初から3-4-3を選択しました。ミラーゲームの守備ブロックを敷いてこの戦いに望んでいます。前回のやられっぷりについては1stのレビューをご覧下さい。

4-4-2崩壊から見る今の川崎の現状 2016Jリーグ第8節 川崎×浦和 マッチレビュー - アバンテが聴きたくて!~フロンターレのマッチレビューブログ

 

1stの前半に関しては、4-4-2ブロックに対しCB(遠藤)からのロングフィードウイングバックに渡りゾーンを広げられてしまったので、今回は3-4-3にすることでサイドのマッチアップをしっかりさせることで数的不利を解消させること目的としていました。

そしてもうひとつの理由は、前線を3枚にすることで浦和のビルドアップ隊4+1枚にプレッシャーをかけることができ相手のビルドアップを自由にさせないぞという牽制ができます。

Jリーグにおける真夏の戦い方

川崎は数字の上でも、走行距離数、スプリント数で大幅に負けてると敗北・苦戦していることが明確になっております。詳しくはfootball Labさんのサイトに掲載されているのでご参照下さい。しかしすごいデータ分析でいつも参考にさせていただいてます。

川崎フロンターレ 2016シーズンサマリー | Football LAB ~サッカーをデータで楽しむ~

 

つまり負けパターンは、ビルドアップを運動量でカバーされてしまうパターンですね…積極的にプレッシングし相手のしたいことをさせないことがポゼッションサッカーへの効果的な対策であることは、もうすでにご存じだと思います。

 

しかし夏場における戦いは、通常の場合と少し異なります。運動量が春先より落ちるので体力を考えながら戦わなくてはなりません。暑さを考慮に入れると、この試合のビルドアップに対して、プレッシングを続けるのはリスクが高いので、両チームとも高いラインを保って積極的にやるというよりは、しっかり構えてお互いに受けて立って戦う方法を両監督とも選択したように感じます。

というより川崎がミラーゲームにしてそういうゲームにしたとも言えます。

こういうお互いに引いた状態になるとなると、両チームにくっきりと攻撃に対する違いが現れます。

 

川崎は、勿論ショートパスを重視した中央突破が中心です。

浦和は、逆でサイドを中心としたロングボールが中心です。

このパターンを基本としつつ試合が進みます。お互いに熱の入った攻防で、お互いの良さを消しつつも、そこを突破する場面もあり白熱した試合だったと思います。

ただ、この試合では両チームゾーンを崩した後の攻撃までたどりつけなかった印象。

つまり、

川崎は、中央に集めたところをサイドで切り裂き合わせるパターン。

浦和は、サイドチェンジを織り混ぜつつゾーンを広げて中央にくさびを打ってフリックを駆使して攻めるパターン。

 

それは、川崎には車屋がの欠場。浦和には、遠藤、興梠のベンチスタートといったことがありました。お互い攻撃に関するキーマンを欠いていたため、二手目の攻撃に迫力がなかった試合になりました。

 

ただ試合を決めた違いは、決定力の違いと交代選手の出来き

終わってみればスタッツ的にはほぼ互角。決定的チャンスは両チームにもいくつもありました。それを決めた森谷の気持ち勝ちと言ったところですかね。

いずれにしてもかなり拮抗した試合でした。次回が楽しみです。

 

今季は1勝1敗で五分。

決着はチャンピオンシップ決勝!!

ベストの気候、ベストメンバーで勝負!!

もちろん勝つのは川崎ですが!!

 

なんてまだまだ気が早いですね…

 

まずは柏戦です!!

次負けたら今日の勝利はなんの意味もありません。

 

がんばれフロンターレ!!

 

 

今回は、採点は省略します。MOMは、もちろん森谷!!というより全員がんばりました!!まさに総合力の勝利です!!

 

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システム変更を駆使して勝利した川崎の実力 2016Jリーグ 2st第5節 川崎×FC東京 マッチレビュー

いわん太です。

 
しぶとくも勝ちきりましたね!
いやー本当今年は勝負強い!
 
今日はヤッヒー監督してやったりと言った感じではないでしょうか?
それではマッチレビューしたいと思います。

スタメン

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(川崎)
憲剛がリョータ不在のボランチに久々の復帰。何よりです。橋本は2試合連続のスタメン。リョータ不在の影響がどのような形ででるのか注目です。サブには前節に引き続きエドゥが入っています。
 
ムリキ、ネイサンバーンズの2トップは嫌な存在。特にバーンズに関しては1stゴールも決められているため要注意。スタメンは揃ってきているのに何故か勝ちきれないのは不運なのか。
※この試合の敗戦を受け、城福監督が解任されました。他クラブのことなのであまり多くは語りませんが、昨年あれだか堅守を誇った守備ブロックが見る影もなくなってしまったことの責任は大きいのかもしれません。
 

憲剛をボランチに選択

さて川崎はリョータ、原川不在時の1戦目になります。
リョータの変わりは怪我明けの憲剛。
出るからには大丈夫だと思いますが、大事を取って休ませられないのが今の川崎の台所事情。このポジションで任せられるのは憲剛しかいないというヤッヒー監督の結論になります。
 
リョータ不在時の一番の問題は、
「中盤の運動量とスピード」
つまり
・リョータの運動量で保っているボールロスト時の回収率の低下が懸念されること
・リョータのもう一つの良さである俊敏性で相手のブロックを1枚剥がしてバイタルへ運ぶドリブルがなくなること
 
の2点に対して、チームとしてどのように考えるかがポイントとなります。
 

試合・総括的

   FC東京は4-4-2のブロックを敷き、快速のバーンズ、ムリキ頼みのカウンター狙いが基本コンセプト。中でも2トップはプレスバックも積極的に試み何度か川崎陣内でボールを奪うことに成功していました。
 
   一方川崎は、憲剛がボランチに入ったことでゲームメイクは憲剛を中心に、中央へのボール配給をしながら左右の両サイドへボールを配給していきます。このダイナミックさが憲剛不在時の新潟戦、磐田戦になかったゲームメイク力です。ただしこの日は動きがあまりよくない印象。ポジション的な問題もありますがロストが目立ちました。
 
   また憲剛がボランチの位置にいることで守備陣への負担が大きかったと思います。運動量と守備のカバーリングに関しては、ネットがよく憲剛をフォローしており、この試合大車輪の活躍を見せました。
 
   ただこの日は、前半の序盤はよかったのですが中盤から中央をコンパクトにし完全に引いて待ち構える東京のブロックの前に、中央突破の時のロストが目立ってきたことと、やはりリョータのいないためその後のボール回収率が悪かったように思います。
 
流れを変えたのは60分の川崎の選手交替。
大塚に変えてエドゥ。そしてボランチの位置に谷口を上げ、憲剛をトップ下にする配置。
 
狙いは憲剛をバイタルに近い位置でラストパスを出させたいことと相手を撹乱させたいこと。
 
そしてそこから10分後の70分頃に3-4-3に変更。
 
何故したのかはヤッヒー監督の試合終了後のコメントから、前が渋滞していたためとのこと。
つまり、嘉人、橋本、憲剛の部分でかぶりすぎていると判断したヤッヒー監督は、ビルドアップ時にネットが下がり最終ラインに吸収する形でビルドアップをしていた部分をエドゥに固定し、サイドバックのエウソン、車屋を高く上げサイドで数的有利を作り東京ディフェンス陣を混乱させる狙いがありました
 
これが見事に機能し、嘉人がバイタルエリアで受けることができるようになり完全に川崎ペース。そして最後に車屋のクロスから悠の一撃で勝負を決めました!!
 
今回の勝因は、
ヤッヒーが3-4-3をあのタイミングで選択した采配がズバリ当たったこと。
そして、
このシステム変更に瞬時に対応できた選手の対応能力。
 
これに尽きると思います。
 
この3-4-3は、昨年まで採用していたシステムで、今までチームで培ったきたもの以外何ものでもありません。
 
この勝利はヤッヒーフロンターレ5年での積み上げが垣間見えた瞬間であり、いわん太的にはヤッヒー監督の今シーズン一番の采配ではなかったかなと感じております。
 
いずれにしろ年間首位&2st首位であります。
次は、神奈川ダービーでアウェイの湘南戦です。
いわん太的には川崎がJで最も苦手にしているチームではないかと考えております。
この順位にいるのが不思議なくらいで苦戦は必至です。
 
百獣の王も吠えております(笑)
しぶとく、粘り強く、そして焦らず戦って勝ち点3をもぎ取ってほしいと思います。
 
それでは採点です。

採点 10点満点で6.0が平均点

1.ソンリョン  6.5 MOM

後半のムリキの抜け出しをシャットアウト。完全に1点ものを防いだ川崎の守護神。

そのあとの冷静な表情がかっこよすぎます。いわん太的にはMOMです。

5.谷口 6.0

バーンズ、ムリキのスピードに何とか対応。決定機は一回だけと及第点の働き。

4.井川 6.0

うまい体の入れ方がひかり安定感があった。エドゥが復帰した場合は、バックアップに戻るのか。

18.エウソン  5.5

おしいマイナスのクロスを送り決定機を演出したが全体的に低調な印象。この男もっとできるはずだ。

20.車屋  6.5 1アシスト

決勝アシストを決め、ここ最近の好調さを継続中。このまま継続してほしい。

14.憲剛  6.0  

ロストが多かったが、及第点の働き。ただし、守備への影響を考えると左サイドかトップ下が最適か。

21.ネット 6.5 

憲剛とのコンビで守備面での存在感は絶大。

11.悠 6.5  1ゴール

何度も絶妙な飛び出しを見せるもこの日は1ゴールのみ。前半のGK交わした場面は決め欲しかった。

7.橋本 6.0(▽82’)

スキルの高さが光り、運動量が豊富で攻守に精力的に動いていた。ただ何か結果がほしい気持ちは痛いほど伝わったがゴールには結びつかず。

27.大塚  5.5(▽60')

序盤におしいシュートシーンがあったが徐々に存在感がなくなってしまった。嘉人とのコンビネーションにスタメン定着の糸口を掴むきっかけになるか。

13.嘉人  5.5

最後の決定機は決め欲しかった。ただ、ゼロトップとしてチャンスメークは出来ていた。

23.エドゥ 採点なし(▲60')

井川、谷口にはない高さ&スピードを改めて証明。復帰すればさらなるディフェンス陣は安定するこの間違いなし。

17.武岡 採点なし(▲82')

ヤッヒー監督  7.0

3-4-3への切り替えは、今季一番の采配。非常に的確に状況を判断し行動に移した。本当に勝負強くなったなー(笑)

 

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磐田の3-4-1-2から見る今の川崎の現状 2016Jリーグ 2st第4節 磐田×川崎 マッチレビュー

いわん太です。

 
それでは久々のマッチレビュー書きたいと思います。
今回は久々なので試合の流れからではなく、よりシステム的な話にスポットを当てて進めたいと思います。
 
まずはスタメンです。

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(川崎)
憲剛不在でリョータ、原川がこの試合を最後にリオへ。注目の左サイドハーフは、前節結果を残した橋本を抜擢。サブには、エドゥが入っており、試合状況を見て試運転したいところ。
 
(磐田)
戦術家である名波監督は、最近は相手に応じて3バックと4バックの併用しており今回は3バック。前線には、ジェイ、アダイウトン、小林とタレント的には揃っている。
 

前回と今回の3バック違い

今回採用しているジュビロの3バックは3-4-1-2。前回は3-4-2-1
違いは前線の並びになります。
前線をジェイ、アダウイトンの2トップ+小林を配置することでカウンター時の人員を左右に確保し、攻撃に厚みを加えることとサイドバックにプレッシャーをかけることが狙いであり、前回対戦の後半に防戦一方になってしまったことに対する1つ答えをもって名波監督はこの対戦に臨んでおります。
 

3バックの歴史について

この3-4-1-2は2000年頃大流行したシステムです。
日本代表では、3バックでラインコントロールすることから「フラット3」の呼び名でトルシエジャパンの代名詞になりました。
コンセプトは、ラインを高く設定し前線からプレッシングしショートカウンターを狙うことです。
このシステムはオフサイドトラップするか、ディレイするかの選択をしながらラインコントロールしなければならないため、CBの戦術眼や連携が非常に重要なシステムになります。
 
そしてこの3-4-1-2は現在使用しているクラブはあまりありません。
それはこのシステムに対する攻略方法が明確になったことからです。
それは4-2-3-1、4-3-3のようなサイドに高速ドリブルを得意とするアタッカー(メッシ、Cロナウドロッベンetc)を配置してカットインを仕掛けることと、そのアタッカーと連動しながらサイドバックがオーバーラップするのサイド攻撃が主流になってきたことで、3バックでは防ぎきれなくなり、サイドバックサイドハーフの組み合わせで4-4ブロックを敷くこととなり3-4-1-2は衰退していきました。
 
ただしJリーグは、5バックになることを前提として3-4-2-1が昨シーズンまで流行しており現在も使用クラブは多々あります。今シーズンは、4-4-2を採用しているクラブが多いように感じます。
 
それではこの点を踏まえて試合を振り返りたいと思います。
 

試合・総括

前後半ともに、川崎・磐田とも主導権が握れないまま試合終了してしまった印象。

それは川崎側で言えば、磐田の3バックが最後まで高い位置にラインを保ちつつ、中盤をコンパクトにし縦パスを遮断しつつ前線から積極的にプレッシングを仕掛け続けれたからです。

 

そして何より川崎のペースに持っていけなかったのはSBのエウソン&車屋が高い位置でボールを持てなかったからです。両WBの太田、中村がよくケアできていたこととジェイとアダイウトンがワイドに配置されているので、そのケアのためになかなか高い位置が取れなかったということがペースを掴めなかった要因になります。個人的には3バックに変更してもよかったのではと思ってます。

つまり、サイドの攻防で負けはしていないものの制圧できなかったことが拮抗した要因でしょう。

これは、憲剛不在の影響がかなり出たのではないかと思います。

つまり、

「ファンタジア=創造性」

がなかったことが原因ではないかと考えてます。

これは一昔前に流行ったファンタジスタのような天才的な閃きとは違った意味で捉えてもらいたのですが、あくまで戦術的駆け引きの中から生み出される創造性という解釈です。

つまり磐田の守備ブロックを押し込むことが川崎のペースに持っていく上で必要なことで、上記のシステム論で述べた通りこのシステムの攻略法はサイドアタックなのです。

この試合に関しては、SHのカットインとSBのオーバーラップのコンビネーションが明らかに不足しており、中央突破&縦パスに偏りすぎていました。

SHに橋本、悠を起用していることから役割は裏への飛び出しであることは間違いないのですが、SBとのコンビネーションが必要だった訳です。

そしてもう一つこの試合に欠けていた点は、

サイドチェンジです。

サイドを攻めつつ空いている逆サイドの裏を狙うサイドチェンジはこの試合では有効に感じましたし、目線を変えさせる意味でも少し数が少なかったように思います。

憲剛がいれば、磐田守備ブロックの突破口はサイドアタックと読み取り、中→外→中の揺さぶりをかけつつ、深い位置からサイドチェンジを駆使し相手を押し込めたのではないかと思ってしまいます。

そういった意味で創造性=ゲームメーク力が不足してしまう理由が憲剛の不在というだけでは、将来今のチームレベルを維持できなくなります。やはり今後を考えても、そろそろ誰かが担わなければいけない役割なのです

それはリョータなのか、チーム全体で担うのか、それともまだ見ぬスペシャルな誰かなのか…

これは積年の課題ではありますが、これほど戦術眼が鋭く、ゲームメイク力のある選手は中々現れないし、憲剛にしても成長を重ねここまでの力を身につけた訳なので、いわん太的にはチームで補うしかないという結論です。

その中でも悠や大塚、橋本は飛び出し放題ということもあり、嘉人が下がったスペースに何度も飛び込みゴールを脅かしたことは、評価できます。また、リョータやネットといったボランチがセンスのあるパスを出していることもありますので巷で言われるほど悲観はしていません。ただもう一つ高いレベルを目指すには、試合の局面を見ながら攻めどころを変えることができるような川崎を憲剛抜きでみたいものです。

また失点シーンは、リョータと橋本の詰めが甘かったとは言え、ジェイのポジショニングの旨さを誉めるべきだと思います。まあしょうがないですね。エドゥ抜きでこの1ヶ月よく耐え抜きました。

 

それでは採点です。

採点 10点満点で6.0が平均点

1.ソンリョン  6.0

失点シーンはノーチャンス。その他は相変わらずの安定感。

5.谷口 5.5

よく粘って戦えていた印象。最近はポカも少なく集中して戦えている。

4.井川 5.5

ラインをコントロールをし、磐田に攻めこまれないよう強気にいけたと思う。

18.エウソン  5.0(▽76')

攻撃面で違いを見せれず。サイドで高い位置を取ることができなかった。

20.車屋  5.5

悪くなかったが橋本とのコンビは今一つ。駆け上がるスペースを作ってもらえなかった印象。

10.リョータ  6.5  MOM  1アシスト

攻守において存在感を放てるようになってきた。もう少し前目でプレーできれば川崎のイニエスタになれるか。

21.ネット 6.0

悠に極上のスルーパスを通すも惜しくもゴールならず。ミドルを狙う姿は迫力があります。

11.悠 6.5  1ゴール

何度も絶妙な飛び出しを見せるもこの日は1ゴールのみ。前半のGK交わした場面は決め欲しかった。

7.橋本 5.0(▽84')

不馴れな左サイドということもあり、車屋との関係を気づけなかった。

27.大塚  5.0(▽60')

おしい抜け出しのシーンがあったが、今日はその1回のみ。

13.嘉人  5.5

最後の決定機は決め欲しかった。ただ、ゼロトップとしてチャンスメークは出来ていた。

17.武岡  5.5(▲60')

違いを見せるまでには至らなかった。

26.ミヨッシ  5.0(▲76')

ミスを連発したのは、プレッシャーからなのか。これをいい教訓として次に繋げて欲しい。

23.エドゥ 採点なし(▲84')

何はともあれ復帰してよかった。次節から復帰か。

ヤッヒー監督  5.5

名波式3-4-1-2にハマった感はある。後半から3バックにすれば攻勢に出れた可能性もあったと思う。あくまで結果論ですが…

 

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ここまでの川崎フロンターレについて

お久しぶりです。

いわん太です。
 
ブログの更新が途絶えておりましたが、今後もこんな感じで気まぐれに発信できればと思います。
 
それではマッチレビューを書く前に、2016シーズンの半分を折り返ししているここまでの川崎フロンターレについて振り返りたいと思います。
 
ご存じの通り、惜しくも1stの優勝を逃してしまいましたが、只今年間首位&13戦負けなしのクラブレコードを更新中という抜群の安定感で試合を進める川崎。
 
その理由は何かというと
①「新加入選手の早期定着」
②「ビルドアップの安定」
③「ネガティブ・トラディション時のボール回収力アップ」
の3点です。
 
①の新加入選手については言うまでもないのですが、特にソンリョン、奈良、エドゥ、ネットの守備ユニットは今までの川崎にないクオリティをもたらしてくれました。特にソンリョンの安定感は半端なく、開幕時に不安視してしまった自分にアホっと!と言いたい思います。
 
②に関しては、1st第8節の浦和戦に負けて以降、機能していなかった4-4-2を諦め、4-2-3-1を採用してから無敗記録を続けているのは偶然ではありません。ビルドアップ時に発生する人員不足を補うシステム変更をしたことにより、ビルドアップの質が向上し、ネット+リョータの新たなボランチコンビが確立し、憲剛に自由を与えることによりビルドアップのフォローと攻撃時のファンタジアを生むと言うメリットだらけの采配になった訳であります(笑)
 
③そして今シーズン最も際立つ部分が、ボールロストした時のプレッシングの速さです。前線に押し込む形ができているので、このプレッシングが非常に効果的です。特に悠とリョータは、このプレーが際立って向上しており日本代表に選ばれた効果は絶大だったと言えます。また、奈良、エドゥの両センターバックを欠いても、ある程度安定した戦いができる要因はこの部分の向上しているからでこそであり、現代サッカーで重要視されているネガティブトラディション時の切り替えの速さ・質が上がったからと言えます。
 
以上3点が川崎好調の要因な訳ですが、皆様心配していることはよく分かっています!
なんせ今述べた3点に登場する憲剛、リョータが不在なる期間が非常に心配な訳であります(泣)
 
来月までのスケジュールを確認すると7月はFC東京と湘南、8月は甲府鳥栖、浦和、柏となり、特にFC東京、湘南は特に憲剛&リョータが不在で且つ、絶対に負けられない相手です。森谷、橋本などのサブ組みの力が試される2試合となります。
 
この2チームを撃破するのに必要なポイントはずはり「ファンタジア=創造性」です。
これについては次回の磐田戦のマッチレビュー&今後についてを書きたいと思います。
 
久々ですのでこのへんで…
 
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負けはしなかったが… 2016Jリーグ第12節 新潟×川崎 マッチレビュー(今回は少し省略)

いわん太です。

 
さて残念な引き分けになってしまった新潟戦でしたね。これで1試合も負けられなくなりました。
 
残り4試合になります。
 
いわん太的目標勝点は40。
残り全勝が必須条件です。
 
一応日程をお知らせしておきます。
 
(川崎)1位 勝点28
1st 14 5/29(日) 磐田 H 等々力   
1st 15 6/11(土) 横浜FM A 日産ス   
1st 16 6/18(土) 福岡 A レベスタ   
1st 17 6/25(土) 大宮 H 等々力
 
(鹿島)2位 勝点27
1st 14 5/29(日) 甲府 Hカシマ   
1st 15 6/11(土) 浦和 A埼玉   
1st 16 6/18(土) 神戸 Aノエスタ   
1st 17 6/25(土) 福岡 Hカシマ
 
(浦和)1位 勝点26
1st 14 5/29(日) 鳥栖 Aベアスタ   
1st 15 6/11(土) 鹿島 H埼玉   
1st 10 6/15(水) G大阪 A吹田S   
1st 16 6/18(土) 広島 A Eスタ   
1st 13 6/22(水) FC東京 H埼玉   
1st 17 6/25(土) 神戸 H埼玉
 
浦和は2試合残しですが、以前にもお知らせした通り厳しい日程が待っています。
 
6月は鹿島との直接対決もあり、さらに6/3,6/7には代表戦もあります。代表に誰が選ばれるかも注目ですね。
 
そして川崎とはしては、当初は昇格組とばかりでラッキーな日程かと思っていましたが、大宮、磐田とも決して侮れないチームですので困難な試合が予想されます。
是非とも勝利に向けて頑張ってほしいものです。
 
今回は、いわん太的な都合で内容を少し省略します。申し訳ありません。

スタメン

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(川崎)
 4-4-2ではなく、4-2-3-1でスタート。前節までの出来を考えるとスカパーオンデマンドの予想は何を根拠にしているのかがが気になるところ。リョータの代わりは森谷。サブは、新井、武岡、田坂、橋本、長谷川、中野、ミヨッシ。
 
(新潟)
 4-1-4-1でのスタート。ナビスコとの違いは、中盤にレオシルバがいること。1トップは指宿ではなく山崎でスタート。
 

試合・総括

前半は、川崎の圧倒的なボールポゼッションで新潟を押し込み、悠のポストにたたくシーンなどチャンスをいくつか作るが決めきれません。ただし、セカンドボールへのプレッシングも含め試合内容的には素晴らしい流れ。

これは前節の神戸戦でも同様でしたが、チャンスを作るが悠がなかなか決めきれないといったところです。悠がチャンスをつくれているのは、ゼロトップの嘉人が空けたスペースを悠が使う流れができていることを意味しています。後半は、ギアを1段階あげることができずに終盤は新潟にビックチャンスを作られるがソンリョンのスーパーセーブで何とか勝ち点1を拾った形になりました。


採点 10点満点で6.0が平均点

1.ソンリョン  6.5

5.谷口  5.5

23.エドゥ  6.0

18.エウソン  5.5

20.車屋  6.0

19.森谷  5.5(▽80')

21.ネット 5.5

11.悠 5.5

2.ノボリ 6.0(▽70')

14.憲剛  6.0

13.嘉人  5.0

22.中野  5.5(▲70')

6.田坂  5.0(▲80')

 

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百獣の王と風間流連動性の考え方 2016Jリーグ1st第13節 新潟×川崎 展望

いわん太です。

ナビスコは残念な結果になってしまいましたがリーグ戦は首位キープです。

気を取り直してリーグ戦に集中していただきたいです。

ではスカパーオンデマンドの予想スタメンです。

スタメン

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(川崎)

リョータ、原川が不在のため憲剛を一列下げた4-4-2に戻す模様。右に田坂の予想スタメンだがナビスコを見る限り調子はまだまだ戻ってきていないところが気がかり。


(新潟)
こちらも4-4-2。キーマンはもちろんレオシルバと小泉のダブルボランチ。指宿の存在も気になるところです。

展望

とにかく相性の悪いビッグスワンでの新潟戦ですが、それは今シーズンのチームには関係のないことです!!

そして悠が相性がよいので爆発に期待です。

どちらもやりたいことが似ているので、毎試合になりますがプレスを剥がしボールポゼッションをすることに尽きると思います。

そしてこの試合の最大のポイントは、嘉人のゲームメイク力だと思っています。

4-2-3-1はあくまで4-4-2の派生型です。違いは2トップの1人の役割がよりフィニッシャーよりかパサーかの違いで表記が変わります。

風間サッカーを体現するにはビルドアップの正確さバイタルエリア流動性が不可欠です。つまり2トップとビルドアップの距離感がすごく大切なので嘉人が少し下りバイタルで受けて攻撃にアクセントをつけ、そのスペースをノボリや悠が使う関係が見られれば攻撃として機能していると言えます。
嘉人が下がることはよくないみたいなことをいう解説をたま聞きますが、あくまでそれは下がる位置とタイミングの問題で基本的に風間サッカーでポジションの連動性(出して動くを繰り返す)がなければ攻撃を単調にする要因になります。
このへんは憲剛は熟知しているところもあるのでバランスを見ると思います。

そしてもしチームとして嘉人を下げさせないのであれば両サイドの二人のバイタル攻略が不可欠となります。

嘉人がゲーム作りに参加するかしないかで試合運びが変わってくるかと思います。

まあどんな形であれ勝点3!この強い気持ちを持って頑張ってほしいです!

(余談)
いわん太的には、ミヨッシはスタメンに入るだけの実力があると思います。あのバイタルで前を向ける技術とチェインジングする運動量。1ゴール取れれば何か変わる気がしています。
バイタルで受けた後の判断力は改善の予知はありますが、シンジ・カガーワのようになれる逸材だと思って応援しています!何より下部組織出身ですし、気持ちが見えていいですよね!将来のバンディエラ候補ですし、早く海外にもいってほしい気もします。それはそれで寂しいですが(笑)

6/4はサイン会に応募してサインを貰うというミーハーぶりを見せるいわん太であります。

余談がながくなりそうなのでこの当たりでやめておきます。

では…

頑張れフロンターレ

 

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ナビスコほぼ敗退 2016ナビスコGS第5節 鳥栖×川崎 マッチレビュー

いわん太です。

結果は引き分けですが、1試合を残し早くもナビスコの2年連続敗退がほぼ確定となってしまいました。

一応突破の望みはあるのですが、仙台に勝利して3~4チームが勝点8で同点となり得失点差で上回るといった場合のみですので現実味があまりありません。

これでリーグ戦に望みをかけるしかありません(泣)

今回はあまり気乗りしませんが簡単に振り返りたいと思います。

スタメン

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(川崎)
メンバーとしては予想通りでしたが、トップはミヨッシでトップ下が狩野、右に長谷川と少し並びが違う感じでした。
 
 (鳥栖)
こちらはリーグ戦から10人の変更。リーグ戦からすると明らかにメンバーを落としている状況。
 

展望

リーグ戦で機能している4-2-3-1をサブメンバーでどのくらい機能させることができるか。その中で重要な役割となってくるのがサイドハーフのバランスがポイントと見ていて、ビルドアップとフィニッシュの場面で適切なポジショニングができていれば結果はついてくると予想していました。

試合・解説 簡単に

前半のビルドアップに関しては、ほぼ問題なくできていたと思います。鳥栖の4-3-1-2の間に上手く入り込み中野がフォローできていましたがスタメンとの違いはその次の攻撃面でのスイッチの入れ方。
 
憲剛がいる時は、各選手の飛び出しに素早く反応しスルーパスを通しまくっているがこの試合の狩野は前を向いてプレーすることが出来ませんでした。
これはポジショニングの問題で、空いているスペースでボールを受けることはできるが相手の嫌がる位置では受けれていないといったところ。そして積極的な縦パスの数が少なすぎましたね。
 
サイドハーフの攻撃面のバランスに関しては前半に関しては悪くなかったと思います。ただ、ミヨッシがバイタルで受けた時の空いたスペースを有効に活用できていないためシュートまでいけない印象でした。

中野、ミヨッシのからみで先制点を取りましたが、その後は途端にバランスが崩れました。選手間の距離が悪くなりましたし、攻撃が単調になりました。

そして後半からは長谷川に替えて田坂。
恐らく怪我明けだったので長谷川は前半まで、後半は田坂と決めていたのでしょう。しかし、これが後半ブレーキとなる要因になってしまいました。ポイントでもあげていたサイドハーフのバランスが悪すぎました。

ビルドアップのフォローはできていないし、ミヨッシの空いたスペースに飛び出す動きも皆無になりました。中野は高めにポジショニングしすぎて逆に田坂はサイドに張りすぎていました。ようは間延びしちゃった感じでしたね。これではビルドアップが上手くいかず相手に流れを持っていかれるのはしょうがないですね。

そうすると全ての歯車が狂い出します。ビルドアップがしにくくなれば、ビルドアップ隊にプレッシャーがかかります。そうするとミスが生まれやすくなりショートカウンターを受けるという悪循環に。

たまらずヤッヒー監督も橋本に代えてネットを投入。狙いは縦パスの欠如でありビルドアップ時のフォローが見込めないので、ネット個人の力で前線にクサビを打ち込みたい意図があったかと思います。いわん太的にはてっきり狩野と交代かと思っていましたが…

しかし投入の効果はあまりなく案の定谷口、武岡のミスが目立ち始め同点弾を食らってしまいます。

悠を投入し15分で得意の抜け出しから何度かチャンスを作り出しますがゴールを奪うまでには至らず。同点でナビスコ敗退がほぼ確定となってしまいました。

総括

選手個々としては能力があるのは間違いありませんが、戦術理解度=監督の意図への理解度が乏しいと言わざるを得ないのが正直な感想。おそらく試合感といったところも影響していたと思います。

全体としては両チームともメンバーを落としているのはわかりますが、お世辞にも試合としてクオリティは決して高くありませんでした。特に川崎側とすれば技術面よりも精神面的な部分になるかと思います。

やはりレギュラーに向けて個人としてアピールしたい部分とチームとしての仕事をしなければならない部分があるのはよくわかりますが後半はリードしているというところもあり前者の考えが強くなりすぎてバランスを崩した感はあります。前へ前へとなるとバランスが悪くなるのは川崎の悪いところです。

とにかく今回の引き分けはサブ組にとってかなり問題です。それは公式戦の出場機会が極端に減ってしまうことです。

それもこれも自分達で招いた問題。仕方ありません。残念すぎますがリーグ戦に全てをかけましょう。

敗戦ですので採点は点数だけとします。
 

採点 10点満点で6.0が平均点

30.新井  5.5

5.谷口  5.0

23.エドゥ  6.0

17.武岡  5.0

20.車屋  6.0

19.森谷  5.5

7.橋本 5.5(▽58')

16.長谷川 5.5(▽46')

22.中野 5.5

25.狩野  5.0(▽75')

26.ミヨッシ  6.5

6.田坂  5.0(▲46')

21.ネット  5.5(▲58')

11.悠  6.0(▲75')

 
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