アバンテが聴きたくて!~フロンターレのマッチレビューブログ

Jリーグ 川崎フロンターレのマッチレビューを主に書いていきます。

2016Jリーグ 1st 第3節 川崎×名古屋 展望

いわん太です。

名古屋戦の展望書きたいと思います。
 
ところで皆さんスカパーオンデマンドのアプリ使用していますか?
なんと予想スタメンがアップされていましたので発表します。
 
じゃん!!

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図1 予想スタメン
あれっ!?エドゥアルドってフォワード登録じゃ…(笑)
 
あと10番リョータ→期待のルーキー長谷川くん!!
ドリブラーって話で聞いてるんだけどな…
リョータは怪我かな…何か戦術的な理由でしょうか。心配です。
しかしここで原川という選択ではないという事実。
 
森谷→エドゥ、リョータ→長谷川となりまして最終ライン、中盤をいじってきました。そして問題の右サイドバックは谷口に担当させるという作戦。
いわん太としてはコミが入るかなと予想していたのですが、永井に谷口を、巨人にエドゥというマッチアップ。ちゃんとフィットするかな。。
 
一方名古屋は、田口が怪我っていう情報もあるけどどうなんでしょ?
小川とか小屋松はベンチにも入ってなさげですが怪我でまだ出れる状況ではないのかも。
 
さて試合のポイントは3点あります。
 
①ラインからずれる人こと永井
 
②最終ラインのコントロール
 
バイタルエリアの攻略※1
 
です。
ポイントを図にしましたのでわかりやすいかと思います。

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図2 試合のポイント
 
※1  用語解説:バイタルエリア
図のエリアのことを指し、4-4-2だと最終ライン4と中盤ライン4の間のスペースのこと。
ここで前を向いてプレーすること=チャンスと言ってよいくらい大事なスペース。
例:バイタルエリアを攻略する。→相手チームのこのスペースを好き放題使い相手をぼこぼこにすること。
 バイタルエリアを使われる。→去年までの川崎…と信じたい。
 
 
ではこの3つのポイントを頭に入れて名古屋の情報を聞いて下さい。
名古屋の布陣は、図1のように表記上は4-2-3-1。
しかし名古屋のボールを持っていない時のフォーメーションが実はすごくアンバランスです。
その理由は、
ポイント①の日本代表候補の永井のポジショニング。
 
永井のポジションは名古屋の巨人ことシモビッチもしくは矢田の横で短距離ランナーのように構えており4-4-2ラインからずれたところにポジショニングしています。(図2参照)
 
レフティモンスター監督から永井には、
 
「守備はほどほどにしてカウンターに備えろ!!あとは自由に走れ!」
 
と、どや顔で指示が出てると思います。
 
 
なので永井は意図的に守備をしていません。ひたすらカウンターに備えて、50m走を仕掛けてきます。
今までのマッチレビューでエウソンの守備のダメ出しばかりしてきましたがヤッヒー監督流石に永井相手だと無理だと判断しました。谷口の起用です。
なので変則的な3バックのような形になると予想されます。
ここの勝負がポイント1になります。
 
しかし、守備のことなんて考えるんだなヤッヒー監督。
 
 
ポイント②は、最終ラインのコントロールです。
 
ライン設定としては湘南戦後半のように敵陣でプレーすることが多くなると予想されるので奈良、エドゥは中盤の憲剛、長谷川との間のスペースを適切な距離で保ちセカンドボールに対応できるようにしつつ、シモビッチにプレッシャーを与え、ポストプレーの精度を下げさることが重要です。(図2参照)
 
そして、名古屋のビルドアップはロングボールでシモビッチのポストもしくは永井の裏抜けがメインでアーリークロスを多用するため、下げるところはちゃんと下げないと痛い目を見ます。
ここ2試合はいずれも右サイドからのアーリークロス→シモビッチで点をとってますので要注意です。
 
このコントロールの役目は奈良ちゃんです。
奈良ちゃんの位置にも注目して試合を見てみましょう。
 
 
 そして最後に
ポイント③バイタルエリアの攻略です。
 
 正直、小倉が監督と聞いた時点で甘く見ていましたが第2節までですが勝ち点は川崎と同じ4。しかも広島に引き分けています。まだ1失点…
 
本当に小倉のチームか?(笑)
カリスマ性だけでこのクオリティは出せない。コーチが優秀なのかな…
しかもGM兼任って。すいません小倉さん完全になめてました。。。
 
守備が少し変則だかしっかりスペース埋めれてるし、ラインコントロールもまずまず。高さあるし、しかも1対1が強い!
 
SBはなんと矢野貴章安田理大!!
あれっ!?
矢野さん昔フォワードでドイツにいってたよね?今年はサイドバックにコンバートのようです。昨年はウイングバックだった気が…
スピードそれなりにあるしフィジカル強いしうちの武岡みたいなイメージです。
 
アダウイトンにも柏にも負けてなかったですしJでは上位レベルのSBなような気がします。ここ2試合でしか判断してないですが…
 
 しかし!
 
J最強の川崎が誇る2トップが爆発すると期待せずにはいられません!
そしてここまであまりいいところのないエウソン!!期待してます!!
 
2トップ2サイドハーフ(嘉人、悠、狩野、エウソン)がポジションチェンジし続け、嘉人が1.5列目下がる。残り三人がマークを引き付けたり裏抜け出す動きを繰り返すと憲剛、長谷川が縦パスを入れる。(図2参照)
 
バイタルエリアにパスが入り、嘉人のミドルが出始めると得点の予感をしていいかと思います。バイタルエリアの攻略成功です。この状態になると、名古屋としては4対4みたいな形になるのでミドル、裏抜け、ワンツーなどに対応するため味方と連携して守る必要があります。しかも左サイドからブンブン車屋も侵入してきます。
名古屋の最終ラインにこれを防げる完成度はないとふんでいます。
 
広島、湘南とも今ままでご紹介した通りバイタルエリアを5-4-1でブロックを作りどうにか守っていました。
恐らく名古屋は古林が最終的ラインまで下がりこのようなブロックを作るかと予想。
 
名古屋の4バックが中央を締める守り方をするので、古林が戻る前に車屋、憲剛、狩野あたりの左サイドからのクロスに逆サイドのエウソンが飛び出し折り返しを誰かみたいな佐藤寿人の得点シーンみたいなの期待しちゃいますな!
 
 なんにせよ、エドゥと長谷川の起用とは意外な展開。どこまでできるのか見もの。
少し昨年までのヤッヒーと考え方が柔軟になったなとの印象です。
 
さてここまで長々と書きましたが当日の試合どうなるでしょうか。
これはあくまで試合のポイントなので、試合を見る時に少し参考にしてもらえばうれしいです。では
 
がんばれ!フロンターレ
 
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