アバンテが聴きたくて!~フロンターレのマッチレビューブログ

Jリーグ 川崎フロンターレのマッチレビューを主に書いていきます。

2016 ナビスコGS第2節 川崎×福岡 マッチレビュー 簡単に

いわん太です。

 
それでは福岡戦です。
初黒星でしたね…
悠は怪我するし踏んだり蹴ったりの週でした(T_T)
 
それではマッチレビューします。
スタメンはこちら。

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(川崎)
結局、前節と変わらないメンバー。2トップのコンビは森本とミヨッシー
サブは、安藤、板倉、橋本、長谷川、狩野、中野、大塚。板倉が始めてサブに入りましたね。
 
(福岡)
サネは出場せず。また濱田なども出場しない。メンバーとしてはリーグ戦から落としているというよりは、いる戦力をフルに使っている印象。
 
【見所】
展望でお話しした通りポイントは、
森本とミヨッシーのポジショニング
 
具体的には、お互いに自分のよい位置でボールを受けることができるか。
森本はペナルティエリア内でのポストプレーで、ミヨッシーは森本の後ろのバイタルエリアで前を向いている状態で攻撃できるかです。
 
 【試合】
10分頃までは、それなりに攻撃の形を作れていましたがその後は連係ミスが散見。
理由は森谷、田坂のポジショニングが曖昧だったこととバイタルに縦パスを打ち込むネットの縦パスのタイミングがずれていたことが挙げられます。
 
途中から森谷とタッピーがポジションチェンジをして多少マシになりましたが、二人ともロストが多かったし、ポジションが適切でないためボールの回収も出来たりできなかったりといった状況。
 
ポイントであった森本とミヨッシーの位置も二人に引きつられる形となりあまり良い位置でボールを受けることができていませんでした。ミヨッシーはバイタルで前を向いた時のタッピー、森谷、森本との連動が足りませんでした。特にその次に生まれるであろうサイドバックの追い越しまでのコンビネーションが圧倒的に少なかった。
 
そして後半はそこを修正するべく森谷に変えて大塚を投入。森本、大塚をなるべくCBを背負わせる位置に並べネット、ショーゴ、タッピー、ミヨッシーがバイタルに侵入することで相手を押し込みたい=ディフェンスラインを下げさせたいという意図があったかと思います。
そうするとショーゴがエリアに侵入し、森本へ縦パスが入り始めます。ワンタッチのポストプレーが増え始め、エウソンの裏への飛び出しが出始めました。
やはりこのコンビの場合、ビルトアップはネットにしたほうがバランスよく感じます。
 
そして長谷川を投入。中央を固められているためサイドを個人で打開してほしい意図を感じる交代です。
 
ここまでは福岡にはノーチャンスで川崎が一点取れるかと言う展開でしたが、自陣でボールを奪った後のビルドアップをイガ、ネットの曖昧なパス回しでミス。
クロスを挙げられウェリントンに強烈なボレーを食らって終わったと思ったが前節に引き続きラッシャー新井のスーパーセーブ!!
 
今年の新井は違うぜ!!
 
と思ったら川崎お得意のセットプレーをきれいにくらい失点。
橋本を送り込むも時すでに遅し。前節に引き続き無得点で今季初黒星となりました。
 
【総評】
試合終了後のヤッヒー監督のコメントを見ましたが的を得ている表現だなと思いました。
「でたらめと自由は違う」
これに尽きる試合でしたね。
状況に応じて適切にポジションをとる。これにつきます。
そして嘉人に変わるセカンドトップ問題。
というより嘉人が入っても機能するかといったところ。
大量得点に隠れている問題が浮き彫りになった1、2節でした。
 
もう皆さんお分かりの通り
です。
 
その詳しい説明は次の鹿島戦のメンバーが出たときのお楽しみにします。
 
 では、採点です。
 
【採点】
 30.新井  6.0
スーパーセーブも悔しい1失点。スローイングをもっと的確にできるようになってほしい。
 
4.イガ 5.0(▽82’)
決定的なシュートが一本。またミスを誘発するビルドアップもあり不安を残す結果に。
 
23.エドゥアルド 6.0
中盤で詰まる際に第二段階として鋭い縦パス通せれば本物。守備もそつなくこなし早くも欠かせない存在になりつつある。
 
18.エウソン 6.0  
前半は孤独な戦いが続いたが、後半はミヨッシーとのコンビネーションは冴えていた。
 
 20.車屋 5.0
名古屋、湘南戦がよほどトラウマなのか疲労からなのか開幕時のキレは鳴りを潜める。
 
5.ショーゴ  5.5
後半からは見違えるように攻撃のタクトを振るったが、前半のチームバランスを見いだせずにいた。
 
21.ネット 5.0
前半の低調の原因の一端を担ってしまった。ショーゴとは逆の関係のほうがしっくりくると思う。
 
19.森谷 4.5(▽46’)
ヨッシーと適切なポジションを築けず前半低調の原因に。疲労もあったと思われる。
 
6.田坂 5.0(▽67’)
まだトップフォームは戻らず。車屋とのコンビネーションがまだまだ。
 
26.ミヨッシー  5.5
セカンドトップとしては輝けず。しかし右サイドでは、川崎ユース最高傑作の片鱗を見せた。
 
9.森本 5.0
まだ自分の立ち位置を模索しているように見える。まずは相手を深い位置でピン止めできるポストプレーができれば自ずとゴールが見える気がする。
 
27.大塚 5.0(▲46’)
初出場だがインパクトは残せず。戦術の中にも個性を出せないとライバルのメンツを考えると厳しい。
 
16.長谷川 5.5 (▲67’)
途中出場でも個性を見せた。中野に変わる形で恐らく時節のベンチ入りはほぼ確定だろう。スタメンでこの位置でもよいと思えるほど魅力的な存在。
 
7.橋本 採点なし(▲82’)
サテライトでは好調と聞く。リョータが万全でなければチャンスはあるか?
 
ヤッヒー監督 5.5
今年は選手交代が的確。おそらくやりたいことが明確になっている証拠だと思います。しかし、車屋、エウソン、谷口などの主力をターンオーバーしなかったのは後々どうなるか気になるところです。
 
 
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