残り25分にドラマあり!! 2016Jリーグ第7節 FC東京×川崎 マッチレビュー
いわん太です。
多摩川クラシコは見事逆転勝利!!
昨年のリベンジを果たしました。
ヒヤヒヤする内容でしたが本当に勝利強くなりましたね。
首位&無敗キープです!
現地ゴール裏にはやべっちFCが来ていたとのこと。放送が楽しみです(笑)
それでは本日のスタメンはこちら!
スタメン
(川崎)
リョータは発熱で欠場。代わって原川が憲剛の相棒を担当。また狩野ではなく田坂がスタメン。怪我人からは車屋が復帰しました。
サブは新井、武岡、谷口、ネット、ノボリ、狩野、ミヨッシといったメンバー。コミ、イガ、森本が怪我で長期離脱でCB、CFのサブが手薄な印象。
(東京)
先発にネイサンバーンズを前田と組ませる形。東が欠場?で田邊を起用している。守備は日本代表の森重が前節より復帰。
展望
①ビルドアップの正確
②ボールの回収ができるか
が勝負のポイントに挙げていました。
①は、リョータ欠場のため憲剛&原川+奈良&エドゥの捌きのスピードアップと森谷、田坂のフォローの仕方が見所。
②は、責めすぎない=前にポジョニングしすぎないこととFWのチェインジングのポジョニングがポイント。
試合
注目のビルドアップは原川が最終ラインに入って努める模様。
FC東京はオーソドックスな4-4-2。
ビルドアップをちんたらしているとFC東京のコンパクトなブロックが押し寄せて捕まるいつものパターン。
しかしエドゥの対角線に美しいロングフィードで相手陣内に進入できたかと思うと…
1-0…
エドゥと車屋が交錯気味となり、エドゥがトラップミス。田邊が拾いバーンズに繋がれてそのまま独走されゴール。もったいない失点でした。
そうこうしていると…
1-1!
嘉人の一瞬の飛び出しを憲剛が見逃さず素晴らしいロングパス!!これを冷静に沈めすぐさま同点に持ち込みました。
ここから最終ラインに落ちるビルドアップ役を憲剛にしてゲームを組み立てることが多くなり試合が落ち着きます。この試合コンパクトに寄せるFC東京のディフェンスの脇にシャビアロンソばりのロングフィードでパスを通しまくります。
今年の憲剛は本当にすごい!よく見えています。
それから一進一退の攻防が続くなか車屋に代えてショーゴ。恐らく前半までと決めていたのでしょう。ただ、開幕から数試合で見せていたアグレッシブなプレーはみられないままでの交代。本人は悔しいだろうが怪我を直すことが優先です。次節に期待です!
川崎はなかなかシュートまで行けないまま前半終了。
理由は、
・一発の裏抜けを意識しての攻撃が多くボール回収がしにくかったこと。
・サイドをえぐった攻撃が皆無立ったこと。
つまりバイタルからサイドといったコンビネーションがなかなか作れないことです。
嘉人は以外とここ2試合はボールを受けに下がらない印象です。
そして後半は開始から川崎ペース。
嘉人のおしいループがあり決めきれず。
そして谷口のロングフィードから悠の素晴らしいタッチアップから考えられないシュート?トラップ?ミスで得点に結びつかず。
そうしてチャンスを不意にしていると…
1-2…
セットプレーで19歳小川君の太田ばりのクロスから元得点王の前田。昨年の悪夢が甦るセットプレーからの失点。
解説の金田さんも言ってましたが、決めれずにいるととられちゃうですよね(泣)
そしてすぐさま森谷に変え武岡を投入。
その後は時間帯もあってか得意のオープンな状態に(笑)
この時点で残り25分…
川崎は残り1枚、FC東京は残り3枚。
ここからは交代カードが重要になってきます。
まずは、FC東京が田邊に変え橋本。より攻撃的に3点目を取りに行く采配。
そこからFC東京がボールをキープし始めます。そして暫くしてネイサンバーンズに変え平山と攻撃的な選手を投入。
川崎は猛攻を堪え忍びヤッヒーの意外な一手。原川に代えノボリ。原川は今日のプレーぶりは悪くなかったのですが谷口をボランチにする一手でした。
そしてその直後…
2-2!
エウソンのパスを悠が体の反転と素晴らしいドリブルからのパスで嘉人へ。
それをキープした嘉人へ米本の足がかかってPK。落ち着いて嘉人が決め同点!!
そして前田に代えてムリキ。
ただこの流れで今の川崎は止められません。
2-3!
エウソンの絶妙なスルーパスからの悠!
決定期を外してきた名誉挽回の逆転ゴール!
これはこぼれ球を憲剛が回収したところからのエウソンでした。
そして最後の猛攻を受けましたが、そのあとのカウンター憲剛がボールを運び…
2-4!
憲剛がペナルティーまで侵入(解説を聞くと時間稼ぎと見せかけての突破とのこと。さすがです。)し、何故かいつも詰めているエウソンへドンピシャヘッドで勝負あり!!
見事な逆転勝ちで首位&無敗キープです!!それにしてもAWAYでのアバンテ最高でした!!
総評
逆転勝ちで見事昨年のリベンジができたがうかうかしていられないのも現状。
展望であげていた2点はあまり改善されていませんでした。
①のビルドアップのスピードは今一つ。それは森谷、田坂のフォローが効果的でなかったことは相変わらずの課題。FC東京のコンパクトなディフェンスのバイタルでボールを受けることはできませんでした。
ただ今回はよかった点として今回コンパクトな相手守備陣の脇を使った攻撃が目につきました。今までの攻撃とは意図的に憲剛がやり方を変えた印象。憲剛のロングフィードからサイドにパスと言うシーン多かったかと思いますがこれには2つ効果があります。
それは、
①中央に絞れば絞るほど効果を発揮すること。
②相手のコンパクトさ広げる効果があります。
こんな感じの状態です。
今回は、直接ゴールには結ばなかったですが相手の守備陣を崩すいい傾向だと思います。
本家にあって川崎にないものは、CB(奈良、エドゥ)からのロングフィードとサイドのスピードスター(ノボリ、ミヨッシ)です。今後のCBの2人の意識とサイドの選手起用に注目。
それでは採点です
採点
10点満点 平均6.0点
1.ソンリョン 6.0
2点ともノーチャンスのゴール。その他に関しては落ち着いた対応。
2.奈良 6.0
古巣にリベンジ!とまではいかなかったが気迫溢れるディフェンスだったが前田のポストプレーの旨さに手を焼いた印象。
23.エドゥアルド 5.5
18.エウソン 7.0 1ゴール 1アシスト
後半から前に上がり躍動。斜めからバイタルに入りFC東京ディフェンス陣を翻弄。最後まで落ちないこのスタミナはすごい!
20.車屋 5.0(▽35’)
持ち味を出せず交代。次回に期待。
15.原川 6.0 (▽75’)
憲剛との初コンビも無難にこなした。中盤の3番に浮上か?次のナビスコでも期待!
14.憲剛 7.5 2アシスト
19.森谷 5.5(▽58’)
バイタルで受けることとボランチのフォローができていなかった。縦パスの受け手としては少し物足りなかった。次節はキラーぶりを発揮してほしい。
6.田坂 6.0
ゴールに直結できる動きが少なかった。サイドに張ることがこの試合多かった気がします。
11.小林 7.0 1ゴール
得意の飛び出しからの決勝ゴール。決定機を外した汚名返上!!
13.嘉人7.5 2ゴール MOM
憲剛との阿吽の呼吸でのゴールとペナルティー内のボールキープでPKを獲得。2節連続のMOMです。最後の倒れ方少し心配です。
5.谷口 6.5(▲35’)
毎回違うポジションで起用されすべてのポジションで安定してきた印象。このポリバレント性はチームにとっても不可欠な存在。ここまで全試合出場とタフさも光る。
17.武岡 6.0(▲58’)
途中出場から守備を無難にこなす。次は守備力を考えてスタメンを期待。
2.登里 6.5(▲75’)
サイドバックでの出場だったが、突破の魅力を発揮した。入ったことでチームも活性化した感がある。
ヤッヒー監督 7.0
リョータが急遽の欠場の中、90分を通して選手をやりくりした。
交代はすべてSBのできる選手。その中ノボリの投入し逆転したのは偶然ではないはず。
↓次は浦和も撃破や!と思っている方ご協力お願いします。
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