アバンテが聴きたくて!~フロンターレのマッチレビューブログ

Jリーグ 川崎フロンターレのマッチレビューを主に書いていきます。

鬼門突破なるか!? 2016ナビスコGS第4節 柏×川崎 展望 簡単に

いわん太です。

ついにナビスコGSの鬼門・柏戦ですね。
何故かここ数年柏さんには勝てていませんがここはリーグ戦の流れで是が非でも勝ちたいところですね!
 
それではどこよりも速いスカパーオンデマンドの予想フォーメーションです。(当たったことありません…)
 
じゃん!

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(川崎)
前回ナビスコのスタメンをベースにした布陣。リーグ戦に出場していたノボリに変わり中野がスタメン予想。今までヤッヒーからもらった数あるチャンスを不意にしてきた汚名を返上してほしい!そしてダブルゼロトップでのミヨッシ。期待が高まります。最近のいわん太のイチオシはミヨッシであることは間違いないです!
 
(柏)
流石にリーグ戦とはメンバーは大幅入れ換えの模様。ただしリーグ戦では出場なかった83億円男・田中やエデルソンは恐い存在。
 
 

サブ組みの完成度が試される~実力勝負の柏戦

リーグ戦前節のガンバ×柏戦を見ましたが、チームとしてやることがしっかり明確化されておりシーズン序盤のメンデスショックは払拭されたようです。

一方、川崎はナビスコの新潟戦のメンバーを軸に構成しています。

ただし川崎、柏ともサブ組がメインのメンバーのため完成度・戦術理解度どの程度まで浸透しているかと言われると若干川崎に分があるのかなと思うのですが、鬼門と言われているとおりなかなか柏には勝ててないのが現状。

この試合のポイントは互いにボールポゼッションを得意とするチームですのでそれを崩す中盤でのボールを奪いショートカウンターの数を増やすこと。特にネット、原川、橋本でしっかりと奪うことができればミヨッシ、狩野と言うダブルゼロトップが発動するので大きなチャンスとなります。

ここで今回は番外編なんかしてみたいと思います(笑)

(番外編)
少し話がずれますがフォーメーションのお話を小ネタとして…
 
柏のフォーメーションとしては4-1-4-1と表記されますが、これは表記上の数字というのは何度かお話しましたね。
 
もう少し細かく分けると柏の前節を見る限り

・攻撃時は4-1-2-3
・守備は4-4-2

となっています。
がこれも数字上の話でもう少し深く読むことがサッカーの醍醐味です。
 
どういうことかというと、
バルセロナ仕様の4-1-2-3と日本代表のハリルホジッチ仕様4-1-2-3は同じ数字上の表記でも各選手の役割、チームコンセプトはまるで違います。
 
バルセロナのチームコンセプトは、ボールポゼッション&中央突破をベースにしてボールを回しつつ、センターバックのピケやアンカーのブスケツからのロングパスで一発でサイドのネイマール、メッシに渡すパターンを織り混ぜながらゾーンを広げ相手を下げさせます。広げられたゾーンディフェンスの網をMSNと中盤のイニエスタラキティッチが切り裂いていくのがバルセロナの攻撃パターンです。

つまり前節川崎がチャレンジしているようなところです。(FC東京のようなコンパクトなラインを敷くチームであることが前提ですが…)

そしてこのチームがただの攻撃時なチームに終わらない所以は守備面にあり、メッシ、ネイマールが最低限の守備しかしないところをスアレスのチェインジングと各選手のポジショニングにより守備を成立させているところにあります。つまりボールを奪われても奪われる位置が深いことと、それに合わせてセカンドボールを回収できるポジショニングを各選手取っていることでスムーズにボールが回収でき圧倒的なボールポゼッションでゲームを進める試合が多いです。

一方、ハリルホジッチ率いる日本代表はポゼッションはあまり関係なく、とにかく素早くボールを前線に運ぶことをチームコンセプトとしており、現在アジア予選で見せているポゼッションする姿は仮の姿です。ロシアW杯で求められる日本代表の役割は、CBは相手に競り負けることのないフィジカルがあることが最優先です。その中でロングフィードが得意な選手が選ばれるでしょう。中盤ではゾーンディフェンスに対する戦術的理解度と守備力の高い選手=海外組の長谷部、山口。そして最も重要なFWはカウンター時にゴールを狙えるスピードが必要で名古屋の永井を起用していたのもそのためです。
 
またこの例は最たる例といっても過言でもないですがハリルホジッチ率いる日本代表において鹿島の柴崎が代表になかなか呼ばれていない理由は、ゾーンディフェンスに対する戦術理解度が欠如していることが理由に挙げられます。

これはリョータにもまったく同じことが言えるのですが、ただ運動量を上げて守備をすることと適切なポジションにいることは全く別問題なのです。

と少し話は逸れてしまいましたが、フォーメーションはあくまで選手がその時にいる目安の位置であって監督の考え方とそこにいる選手の性質次第で全然違うものになるということです。

そこで現地観戦でサッカーを見る時の一つの方法として、
一人の選手の動きをひたすら追って見る
ってのもなかなか楽しい見方です。

これはTV観戦ではできない現地ならではの方法です。
この見方のおもしろいところはサッカーは目まぐるしく攻守が変わるので、フォーメーションと言われる形がものの見事に変わっていきます。
その中で一人の選手に着目しているとチームとしての与えられた役割をこなしているところがよく見えてきます。

例えば嘉人の場合ビルドアップの時どこにいるか?守備の時はどのように動いているのか?似たようなポジションの悠とは違った動きをしているのがよくわかります。

そうすると今度は嘉人が飛び出そうとしている時、憲剛はどこに?なんてことも気になり出してそのうちチーム全体の動きが見えてきます。

その中で基本となるフォーメーションを頭に入れておけばチームとして動けているかいないかなんてことも見えてきます。

もちろん我々サポーターはプロではないので凄く細かい動きまでわかりませんが、選手が何を考えてプレーしているのか少しでもわかればより面白くサッカーが見られるのかなと思っております!!

1度興味のある方はお試しあれ!

今日は電車に乗っている時間が長く余計なことを思いのままにつらつらと書いてしまいましたがご参考になればと思います。
 
 
さあ今日は勝つぞ!!
 
 ⬇ミヨッシの爆発に期待!と思った方ご協力お願いします。


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