極めて一般的な目を持つ男・ハリルホジッチが見据える日本代表
いわん太です。
さて代表選手が選ばれましたね!
悠とリョータは当然の如く選ばれました。
嬉しくもあり、不安にもなる川崎サポの気持ちは痛いほどわかります!!
怪我だけはくれぐれも気をつけて!
特に悠!!
頼むよホント(笑)
そして当然といえば当然!意外といえば意外な我らが憲剛がバックアップメンバーに選ばれました!!
贔屓目に見ても今年の活躍を見れば当然の結果ではありますが、ガンバの遠藤の件を考えると
「年齢制限あったんじゃないん?」
と思われる方多いのではないでしょうか?
しかしいわん太的には、ハリルホジッチという男極めて一般的な目線を持った監督だなと思っています。
それは、日本代表の戦術を紐解くと一目瞭然なのです!!
今回選ばれたメンバーはこちら。
▽GK
東口順昭(G大阪)
西川周作(浦和)
▽DF
SB 酒井高徳(ハンブルガーSV)
CB 森重真人(FC東京)
CB 槙野智章(浦和)
CB 昌子源(鹿島)
▽MF
DH 長谷部誠(E・フランクフルト)
CH 柏木陽介(浦和)
DH 山口蛍(C大阪)
CH 大島僚太(川崎)
OH,LWG 清武弘嗣(セビージャ)
▽FW
CF 岡崎慎司(レスター)
RWG 小林悠(川崎)
まずはハリルの基本システムは4-1-2-3か4-2-3-1です。そもそもこのシステムで戦っているチームはJリーグでは、川崎くらいしかありません。なので総得点でJトップの川崎の選手が選ばれるのは当然ですね。
なら嘉人も選ばれるやん!
となるのですが、選ばれない理由はそのプレースタイル。嘉人は1トップでありながら、下がってゲームメークにも参加したりするセカンドトップ型です。川崎では自由を与えられ、その動きに周りが連動し、絶妙なタイミングでパスがしっかりと供給される王様スタイルで3年連続得点王の偉業を達成しています。
ただし代表で求められる1トップは、役割が全く異なります。代表の1トップは、ボールを奪った後にディフェンダーを背にしてもしっかりボールを納めることのできるポストプレーとポゼッション時の裏への飛び出しが求められるためプレースタイルが嘉人の場合全然違うのです。
また、このチームでプレーするにあたり嘉人は運動量が明らかに足りません。前線の選手も激しくプレッシングするこのチームカラーでは、嘉人は輝くことが出来ないため招集を見送られていると推測します。
ただ結果を残していることも事実。最後の最後に滑り込みなんてこともあり得ると思うのでこのまま突き進んでほしいと思います。
一方、憲剛がバックアップメンバーに選ばれる理由は、今季大活躍しているので当然なのですが、その理由として川崎で攻撃的なポジションでプレーしていることがあげられます。守備面でのタスクをある程度解放された憲剛はJでは段違いの働きをみせます。攻撃面での戦術理解度か高く、すぐさま前線の選手とイメージを共有できそうであることも理由だと思います。
そして何よりこのポジションでプレーしている選手がJの選手があまりいないので、このままの流れでW杯で憲剛が出場なんてことも現実味を帯びてくる訳です。
ハリルの考えは、大きな大会で大量失点で崩壊する守備を2年かけ組織としての守備を意識づけ、攻撃面では素早く前線まで運び攻撃回数を増やす。W杯ではポゼッションしながら戦う時間は限られていますので、より現実的な考え方なのではないのでしょうか?
最後に川崎の今の立ち位置を見れば当然といえば当然の選考なのですが、何よりサポの気持ちとしてはまずはクラブとしてしっかり稼働してほしい気持ちが大半だと思います。
怪我せず帰ってくれば間違いなく飛躍のチャンスです。
がんばれ!!悠!リョータ!!憲剛!!
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