アバンテが聴きたくて!~フロンターレのマッチレビューブログ

Jリーグ 川崎フロンターレのマッチレビューを主に書いていきます。

5月全勝から見る現在のフロンターレ

いわん太です。
 
やりました!
トータルスコア7-2と力の差を見せつけ、ACLベスト8を決めました!
 
浦和も勝って、ACLは日中のみとなりました。
果たして次はどこと対戦するのか…楽しみですね!!
 
今回は、試合の振り返りというより5月の好調ぶり検証をしていきたいと思います。
 
まずは、5月の戦績から。
 
5/5   新潟   :3-0 ハイネル、悠、阿部
5/9   イースタン:4-0 ハイネル、谷口、長谷川、奈良
5/14 磐田   :2-0 阿部、長谷川
5/19 鹿島   :3-0 阿部、長谷川、ノボリ
5/23 ムアントン:3-1 中村、悠、阿部
5/30 ムアントン:4-1 悠、長谷川、ネット、ハイネル
 
まさに安定の強さ!
 
この要因は何か。いわん太は、3点あげられると思います。
 

1.怪我人の復帰

なんといっても怪我人が復帰していることが一番!!
特にエドゥの復帰はデカかったですね。ギリギリだったCB問題が解決しました。
中盤もリョータが復帰してからは、憲剛、ネット、リョータのトライアングルが機能し続けています。
攻撃陣の家長も徐々にフィットしてきています。
怪我人が続出したことで出場機会を得ていた選手+怪我から復帰の選手達のハイレベルなポジション争いこそ、好調の要因といえるのではないでしょうか。
 

2.ポジションチェンジで相手に混乱させる攻撃陣

攻撃陣が機能している要因は、阿部ちゃんが完全フィットしたことなのは数字を見ても明らかです。

 

正直ここまでゴールを奪える選手だとは思っていませんでした。ごめんね阿部ちゃん(笑)

 

フィットしたポイントは、選手間の連携の向上なのですが、何が向上したのかというと悠と阿部ちゃんの距離感と、逆サイドのギャップがうまいこと使えていることかと考えます。

悠と阿部ちゃんが中央より右付近に陣取り憲剛やリョータと連携し右サイドを攻略。

右サイドに集中しているため、逆サイドの長谷川のところでギャップが生まれ、そこに走り込みズドン。

言い換えると右サイドに集中させておいて、左でズドン。

右サイドの悠からのアシストで点を取るパターンは、もはや川崎の鉄板パターンになりつつあります。この関係性を軸に、いろいろなパターンでゴールを奪っているわけではありますがポイントは、悠と阿部ちゃんを相手のCBが捕まえきれていないこと。

 

悠の動きの特徴は、いかに相手CBに捕まらないかを駆け引きし、裏に抜け出すことを目指しています。ただ、これを一人でやっていても、相手CBが食いついてくればつぶさせてしまいます。開幕当初はまさにこの状態でした。

今は、悠が相手CBを引き付けたところに阿部ちゃんが抜けたり、逆に阿部ちゃん引き付けたところを悠が抜け出す。しかも頻繁にポジションチェンジをしながらこれを繰り返すので、捕まえきれない。

つまり、悠と阿部ちゃんの関係向上こそが攻撃陣が機能している要因なのだと思います。

 

3.ハイプレス、ハイボールを使ってこない対戦相手

 
川崎の攻撃が機能不全に陥るパターンは、2パターンあります。
ハイプレスによりビルドアップができず攻撃ができないパターンと、ロングボールでフィジカル勝負に持ちこまて押し込まれるパターン。
 
5月に関しては、プレスのラインが割と低い相手が多かったといえるでしょう。
これでは川崎にポゼッションしてくれといっているようなものです。
 
気候的な問題で、これから、積極的にプレッシングをしてくるチームはあまりないでしょう。
問題は、ロングボール作戦を使ってくるチーム。
 
対戦している中だと、鳥栖、札幌、C大阪、広州などがあげられます。韓国のチームをそういう傾向が強いので、ACLで全滅してくれたのはありがたいことだと個人的には思っています。
 
ただ、この問題もエドゥが復活しているので問題ないのかなと思っています。
エドゥが入ってから無失点が続いているのは偶然ではありません。CBにおける単純な高さ(186cm)は、エドゥにしかない武器なのです。
 
 
 
 
 
今回はだらだらと書いてしまいましたが、次のマリノス戦は確りマッチレビューしたいと思います。
 
 

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