1stステージのリベンジ達成!決着はベストメンバーでチャンピオンシップか!? ~Jリーグ2st第9節 浦和×川崎
いわん太です!
首位攻防戦で見事リベンジを果たした川崎!!
年間首位キープ&2st首位奪取です!
今節負ければ、年間優勝はかなり厳しくなるのではと思っておりましたのでハラハラドキドキでした。
それではスタメンです。
(川崎)
システムは3-4-3を選択したヤッヒー監督。1stで4-4-2ブロックの脇を狙われまくったため英断だったと思います。そして皆さん心配のタネであったボランチにはリョータが強行出場。無理もしてほしくないですが、そうも言っていられないチーム事情。そして壊滅状態の左サイドは中野を選択。ベンチには、つい最近U18から昇格したデューク・カルロス君も入っています。
(浦和)
リオ組の興梠、遠藤はベンチスタート。注目のサイドは、宇賀神と駒井。関根がメンバー外であることは今の川崎には朗報でした。前線は、興梠の代わりに高木。遠藤の代わりは那須。
3-4-3を選択した理由
川崎は前回の教訓を生かし、最初から3-4-3を選択しました。ミラーゲームの守備ブロックを敷いてこの戦いに望んでいます。前回のやられっぷりについては1stのレビューをご覧下さい。
4-4-2崩壊から見る今の川崎の現状 2016Jリーグ第8節 川崎×浦和 マッチレビュー - アバンテが聴きたくて!~フロンターレのマッチレビューブログ
1stの前半に関しては、4-4-2ブロックに対しCB(遠藤)からのロングフィードでウイングバックに渡りゾーンを広げられてしまったので、今回は3-4-3にすることでサイドのマッチアップをしっかりさせることで数的不利を解消させること目的としていました。
そしてもうひとつの理由は、前線を3枚にすることで浦和のビルドアップ隊4+1枚にプレッシャーをかけることができ相手のビルドアップを自由にさせないぞという牽制ができます。
Jリーグにおける真夏の戦い方
川崎は数字の上でも、走行距離数、スプリント数で大幅に負けてると敗北・苦戦していることが明確になっております。詳しくはfootball Labさんのサイトに掲載されているのでご参照下さい。しかしすごいデータ分析でいつも参考にさせていただいてます。
川崎フロンターレ 2016シーズンサマリー | Football LAB ~サッカーをデータで楽しむ~
つまり負けパターンは、ビルドアップを運動量でカバーされてしまうパターンですね…積極的にプレッシングし相手のしたいことをさせないことがポゼッションサッカーへの効果的な対策であることは、もうすでにご存じだと思います。
しかし夏場における戦いは、通常の場合と少し異なります。運動量が春先より落ちるので体力を考えながら戦わなくてはなりません。暑さを考慮に入れると、この試合のビルドアップに対して、プレッシングを続けるのはリスクが高いので、両チームとも高いラインを保って積極的にやるというよりは、しっかり構えてお互いに受けて立って戦う方法を両監督とも選択したように感じます。
というより川崎がミラーゲームにしてそういうゲームにしたとも言えます。
こういうお互いに引いた状態になるとなると、両チームにくっきりと攻撃に対する違いが現れます。
川崎は、勿論ショートパスを重視した中央突破が中心です。
浦和は、逆でサイドを中心としたロングボールが中心です。
このパターンを基本としつつ試合が進みます。お互いに熱の入った攻防で、お互いの良さを消しつつも、そこを突破する場面もあり白熱した試合だったと思います。
ただ、この試合では両チームゾーンを崩した後の攻撃までたどりつけなかった印象。
つまり、
川崎は、中央に集めたところをサイドで切り裂き合わせるパターン。
浦和は、サイドチェンジを織り混ぜつつゾーンを広げて中央にくさびを打ってフリックを駆使して攻めるパターン。
それは、川崎には車屋がの欠場。浦和には、遠藤、興梠のベンチスタートといったことがありました。お互い攻撃に関するキーマンを欠いていたため、二手目の攻撃に迫力がなかった試合になりました。
ただ試合を決めた違いは、決定力の違いと交代選手の出来き。
終わってみればスタッツ的にはほぼ互角。決定的チャンスは両チームにもいくつもありました。それを決めた森谷の気持ち勝ちと言ったところですかね。
いずれにしてもかなり拮抗した試合でした。次回が楽しみです。
今季は1勝1敗で五分。
決着はチャンピオンシップ決勝!!
ベストの気候、ベストメンバーで勝負!!
もちろん勝つのは川崎ですが!!
なんてまだまだ気が早いですね…
まずは柏戦です!!
次負けたら今日の勝利はなんの意味もありません。
がんばれフロンターレ!!
今回は、採点は省略します。MOMは、もちろん森谷!!というより全員がんばりました!!まさに総合力の勝利です!!